中には体力的に楽な仕事もありますが、工場の仕事は力仕事が多いので体に負担がかかることも多いです。
しかし体の負担も工夫すれば少しは楽にできるので、体を壊す前にできる対策があればすぐに取り入れましょう。
ここではどんなことがキツかったのか、経験者の声からその対策を見てみましょう。



目次
工場は立ちっぱなしでキツい
腰とか首とかも痛くなってくるのがとても大変だと思います。
気になるなら体を鍛えれば平気だと思います。
でも立ち仕事は意外と慣れてくる
工場で立ち仕事の割合は多いです。
特にライン作業だとずっと立ちっぱなしな上にそれほど動くこともないので余計に疲れてしまうことがあります。
しかし最初はキツくても続けていくことで体が慣れてきますので、1ヶ月もすれば最初のころによりも疲れなくなった自分を感じるはずです。
ライン作業で立ちっぱなしだとあまり動かないので筋肉が硬くなってくる感じがします。
そんな時は作業中や合間に少し体の位置をずらしたり足首を回したりと、軽い動きを取り入れましょう。
疲れないためにも軽くストレッチや筋トレがオススメ
- ちょっと我慢すればもうすぐ体も慣れるだろう
- みんな普通に働いているからキツいとか言いづらい
と思って無理をすると体を壊してしまいます。
そうなったら仕事をすればするほど体がキツくなっていくので続かなくなります。
体を壊しては元も子もありません。
慣れない内でも慣れた後でも、体の疲労を取るためにストレッチをオススメします。
私も仕事が終わって家に帰ると結構体がこわばっていることに気がつきます。
そんな時にストレッチをすると硬くなった筋肉が伸びて疲労が取れていきます。
「痛い〜!」というレベルでやる必要はありません。
グッと伸ばして「痛気持ちいい」くらいでやるのがいいですね。
お風呂上がりにやるとさらに伸びやすいのでオススメです。
または筋トレをするというのもオススメです。
これも自分を追い込むほどやる必要はありません。軽くでいいのです。
少しでも体を整えておけばそれだけ早く体が仕事に馴染むし、面倒がらずに1日1分くらいでも十分なのでやってみましょう。
工場の仕事は重いものを持つので腰がキツかった
重いものを持つときのコツや力の入れ具合はだんだんとわかってきたので、だいぶ楽になりました。
立ち仕事で結構運動量が多かったので、代謝が良くなったのはいいことでした。
腰への負荷は少し和らいできました。
腰の負担にもストレッチは効果的
工場の仕事は重量物を持ち上げる、運ぶということもよくあります。
気をつけないと腰を痛めて、それがヘルニアになってしまったら大変です。
足回り同様、腰を痛めないためにもストレッチをするのはオススメです。
腰中心にやるのいいですが、できればストレッチは体全体的にやることをオススメします。
理由は、腰をカバーするあまり無意識に他の筋肉を使ってしまうのでいつもより負担をかけてしまうからです。
私も昔やたらと腰が痛くてどうしようもない時がありました。
ある日整骨院に行った時に「全身の筋肉、特にお尻の筋肉を伸ばすといいですよ」と言われました。
言われた通りお尻の筋肉を伸ばしたところ、ちぎれるんじゃないかというくらい痛かったのを覚えています。
しかしそれだけ筋肉が硬くなっていたのも事実。
ゆっくりじっくりお尻の筋肉を伸ばし続けた結果、腰の痛みが取れてきました。
というわけで、痛みの箇所を中心にストレッチするのも良いですが周りの筋肉もついでにほぐしましょう。
腰を痛めないためにサポーターを着用する
どうしても腰に負担をかけてしまう人は腰痛予防にサポーターやベルトを着用することをオススメします。
以前ヘルニア持ちの同僚にヘルニアのコルセットを借りて着用してみたことがあります。
コルセットを付けると腰を曲げずに体を曲げることができて腰への負担を減らせます。
これはちょっと感動しました。
もちろんヘルニア用でなければ腰痛への効果が無いわけではありません。腰への負担を軽減させるサポーターやベルトは意外と手頃な価格で購入できます。
「腰を曲げないこと」をなかなか意識してできないという人はサポーターを着用してみましょう。
腰を痛めると仕事だけでなく日常生活にもかなりの支障が出ます。
不安を感じたら早めに腰痛用のサポーターやベルトを着用しましょう。
重いものは持ち方を工夫しよう
重いものを持ち上げると腰に負担をかけてしまいますが持ち方を工夫すると負担を軽減できます。
持ち上げるときに腰を曲げて「よいしょ」と持ち上げると、腰が軸になるので負担をかけて痛めがちです。
腰を軸にするのではなく足の力を使って持ち上げることを意識してみましょう。
最初は足に負担がかかって難しいかもしれませんが、これもやって行くうちにコツを掴んで慣れてきます。
工場の仕事は目が疲れてキツかった
目だけではなくメンタル的にもおかしくなりそうだった。
その後マスクや眼鏡を着用して作業することにした。
眼精疲労は作業の合間にも少し解消できる
作業内容によっては目を酷使する仕事もあります。
多少慣れてくるとはいえ無理は禁物。
もしあなたのそれまでの視力が良かったとして、仕事をすることで視力が下がってしまうといずれメガネやコンタクトレンズを購入することになります。
今まで裸眼で生活してきたら面倒だし出費がかさんでしまいます。
簡単な眼精疲労解消法は
- まばたきを増やす
- 遠くを見る
- キョロキョロする
です。
まばたきの回数を増やすと涙で目が潤います。
遠くを見ることで目の筋肉を緩ませられます。
目を動かすことで目の筋肉をほぐすことができます。
それでも目が疲れてきたら目薬を差したりマッサージをしましょう。
家に帰ったら蒸しタオルを目に乗せるのも効果的ですね。
蒸しタオルを簡単に作る方法は、濡らして絞ったタオルを電子レンジで温めるだけでOKです。
目が疲れてるなーと思ったら早めに対策しておきましょう。
工場のほこりで目が痛い時
工場や生産されているものによりますが、必ずしも空気が綺麗に保たれているとは限りません。
ほこりやチリが舞っていると目をやられることもあります。
そんな時は保護メガネを着用するのも一つの方法です。
もしゴミが入ったらあまり目をこすらないようにしましょう。
こすることでゴミが角膜を傷つける恐れがあります。
目を洗うか、目薬をさすなどしてケアをしてください。
もし保護メガネや保護面の着用が義務付けられている作業であれば、面倒がらずに自分の目を守るためにも着用しましょう。
私の工場でも作業内容によって保護メガネ、または保護面をすることが義務付けられています。鉄粉や火花が目に入ったら大変ですからね。
視力減くらいならまだマシかもしれませんが、失明したら取り返しがつきません。
それでもどうしても負担がかかる、または目を痛めてしまったというのであれば異動を申し出るのも一つの手です。
自分のためにもなるべく体に影響が出る前に申し出ましょう。
工場の仕事は暑さと寒さで体がキツい
大型の電気ストーブを使ってましたがやはり寒くその時期はよく風邪をひいていた気がします。
着るものと暑さ・寒さを軽減できるアイテムを工夫する
なるべくなら働きやすい温度が保たれているといいのですが、良い条件ばかりではありません。
私が働く工場も夏は暑く冬は寒い、という宿命を背負っています。
夏は扇風機やスポットクーラー、冬はストーブがあるとはいえ暑いものは暑いし、寒いものは寒い。
もし扇風機やストーブなどの備品が足りなくてキツいのであれば一応会社に申し出ましょう。増設されたらそれだけ負担は軽くなります。
備品だけで対応できないときは着るものを工夫したり「暑い」「寒い」を軽減できるアイテムを使うしかありません。
- 暑ければ冷感グッズを使う
- 寒ければカイロやヒートテックの肌着など着る
などですね。
甘く見ていると熱中症になったり風邪を引いたりといいことはありません。
「休めてラッキー♪」と思う人もいるかもしれませんが実際そんな状態になったら体がしんどくそれどころではありません。
しかし気温が厳しい時期を何とか乗り切れば徐々に季節が変わって働きやすい気温になっていきます。
それまではなんとか工夫して乗り切りましょう。
というかキツすぎて工場の仕事は無理だった
軽作業だよと面接時に言われていたし腰が悪いことも伝えていましたが、20キロ以上ある肉を持ったり詰めたり本当に身体がボロボロになりました。
無理して働いても身体が動かなければ本末転倒。なんのために働いているのかわからないですし病院代もバカにならなかったので。
仕事内容的にも続けられなかったので辞めて終わりです。
「無理して働いても身体が動かなければ本末転倒」
とあるように、あまりにも仕事内容がキツかったら無理して働いていると体を壊してしまいます。
そしてこの場合は
- 「軽作業と聞いていた」
- 「腰が悪いとも伝えていた」
にも関わらず重いものを運ばされる仕事をされていたようです。
働く前に作業内容をもっと確認すれば良かったのかもしれません。
または会社側があえて細かく説明をしなかったのかもしれません。
しかし体が壊れてしまうほどの仕事であれば無理をすると体を壊してしまいます。
「もっと早く辞めていれば・・・」と後悔しても体を壊してからでは遅いですよ?
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