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「製造業はやめとけ」の理由を、営業&工場現場を経験した私が解説

製造業はやめとけの理由を、営業・工場勤務を経験する私が解説
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この記事でわかること
  • 工場勤務だからこそわかる「やめとけ」と言われる理由
  • 製造業が向いてる人
  • 製造業を志した時に選ぶポイント
  • 実は製造業はそんなに悪くない
こんにちは!工場に転職して10年目のサトシです。

工場の仕事を考えた時に意外と「製造業はやめとけ」という声があるのでその理由をまとめました。

確かに工場の仕事は肉体労働ですし「3K」な職場もあるので、そういった声が出ることも分かる気はします。

ただし「製造業=工場」というわけでも無いのですが、今回は工場の仕事として説明していき、後半で工場の現場以外としての「製造業はやめとけは本当か」を解説していきます。

工場で10年働く身として、そして過去にメーカーの営業として働いていた身として、本当に「製造業はやめとけ」なのかを詳しく説明していきます。

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「製造業はやめとけ」の理由

製造業はやめとけの5つの理由

全ての工場でこのような状況というわけではありませんが、概ね「やめとけ」と言われる理由はこの辺りです。

製造業はやめとけの理由① 単純作業がキツい=やりがいが見えない

工場の仕事はミスの無いようにマニュアル化されていることが多く、ライン作業は同じことの繰り返しです。

マニュアル化は誰でも同じ作業がミスなくできることが目的なので悪いものではありませんが、クリエイティブに仕事をしたい人には向きません。

ただし、作業の改善を提案することは自身の評価につながります。

ライン作業は時間が経つのが遅く感じるし、同じことをやり続けると飽きてしまうので労働意欲の低下に繋がることもあります。

毎日の仕事が同じことの繰り返しでしかも退屈、何らかの技術や知識が増えて行くわけでもない、となるとやりがいが無いと言われるのも理解できる話かと思います。

こういった理由で「やめとけ」という意見が出ます。

製造業はやめとけの理由② 怪我のリスク

工場の仕事は作業中に怪我に繋がることもありますし、機械は大怪我をする危険をはらんでいるものもあります。

面倒だからといっていつもと違う作業や使い方をした結果、怪我をしてしまったということは良く聞く話です。

治る怪我ならまだマシですが、障害を抱えたり最悪の場合死亡事故になることもあります。

また、重量物を運んでいるときに腰を痛めるということもあります。

このようにデスクワークや他の仕事では無いような危険があるので「やめとけ」という意見があります。

製造業はやめとけの理由③ 体力的にキツい

工場の仕事は大抵肉体労働なので体力に自信のない人だと毎日が辛いと思います。

単純に毎日疲れすぎていると体力の回復もままならないし、疲れが残った体で工場の仕事は集中力が欠けてミスや事故に繋がります。

ただし、作業を続けているとある程度慣れてきてその工場で働くだけの体力はついてきます。

それでも慣れないキツい仕事の可能性もあるので「やめとけ」という意見があります。

製造業はやめとけの理由④ 交替勤務がキツい

夜勤や深夜勤のある仕事は手当がついて稼ぐにはもってこいですが、生活リズムの乱れから体を壊すこともあります。

「夜型だから大丈夫」と思っても日勤と夜勤を繰り返すのは、慣れないうちはなかなか寝付けないこともあるので生活リズムが乱れてきます。

疲れも取れないし眠くてフラフラしてると工場の作業は大変危険です。

また、みんなが帰る頃に出勤するのは何となく気分が良くないし、友人と遊ぶタイミングが合わないと感じる人もいます。

このような理由から「やめとけ」と言う人もいます。

製造業はやめとけの理由⑤ 職場環境が悪い

生産するものにもよりますが、工場内の作業環境が悪いと仕事をするのが辛いことがあります。

例えば以下のような工場ですね。

  • ホコリ、汚れ、ゴミが多い
  • 金属粉や機械油などで汚れる
  • 製造する製品の匂いがきつい
  • 夏は暑く冬は寒い

昔に比べたら今は5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)がしっかりしている工場も多いですが、完璧に快適な環境で働ける工場というのはなかなか無いです。

そんな環境で働くのはしんどいので「やめとけ」という意見が出るのも無理のない話です。

 

「製造業はやめとけの理由」5つに当てはまる人は向いてないかもしれないので「やめとけ」と言われるまでもなく工場・製造業は避けた方がいいかもしれません。(5つ全部当てはまらなければある程度の適性があると思います)

なお「製造業・工場勤務に向いてない人」の特徴として経験者100人に聞いた詳細な内容をまとめた記事もあるのでぜひ参考にしてください。↓

経験者100人に聞いた製造業・工場勤務に向いてない人の特徴9選! 工場へ転職を考えているけど、自分にできるかどうか不安に思う人もいると思います。 そこで経験者100人に聞いた「工場・製造業...

工場・製造業が向いてる人

製造業が向いてる人の4つの特徴

そもそも「工場や製造業で働くことに苦がない人=向いてる人」はわざわざ辞める必要はありません。どうせ仕事をするなら自分が向いてる仕事の方が良い結果を出しやすいし、当然良い評価も得やすいです。

10年働いてきた私の印象では、下記の2つくらいに当てはまるのであれば製造業の仕事は向いていると思います。

体力がある、体育会系である

人間何事も体が資本なので、特に工場の仕事は肉体労働なので体力がある人や学生時代に体育部に所属して鍛えていた人なら製造業に向いています。

1日中立ちっぱなしの作業は疲れますし、重量物を運んだり動かしたりする工場も中にはあります。その上で残業が発生するような状況もあります。

体力自慢の人は企業側にとっても喜ばれる存在なのである意味ウィンウィンな関係で働けるでしょう。

また、工場で働く人たちも体育会系な人も多いので意外と馴染める環境とも言えます。

体力に自信が無い人でも続けていると体が慣れてきて最初の頃よりは体が動くようになります。むしろ鍛えられて体力や筋力がついたりします。(私はそうでした)

集中力がある(コツコツ作業が得意)

工場の仕事は単純作業が多いので、一つのことに集中して取り組める人なら製造業に向いていると言えます。

この単純作業というのが苦手な人は結構いますが、工場の仕事はライン作業で同じことを繰り返す仕事も多いです。

また、同じ作業をしていると時間の経過を非常に遅く感じますが、コツコツと集中して作業ができるならあまり気にならないでしょう。

集中力のある人は冷静な判断力を持ち、ミスを起こしづらいし不良品や事故・怪我のリスクを回避できます。

企業側としては欲しい人材であることは間違いありません。

未経験からでも稼ぎたい

工場の仕事は学歴等があまり重要視されず就業のハードルは低く、それでいて意外と稼げるというのがメリットです。

給料が高い仕事をするには学歴、スキル、経験、資格などが必要なことも多いですが、工場の仕事はそういったものを持たなくてもそれなりに稼げる仕事でもあるのです。

残業や夜勤があれば当然手当はついて稼げるし、工場によっては「資格手当」のあるところもあります。

もちろん学歴やスキルや経験を持つ人の方がより良い働き方や職業の選択もできますが、「何も無い」と思っていた自分でも稼げることは自信にもつながるでしょう。

仕事はそれなりにハードなところもありますが、「仕事どうしようかなぁ」と悩んでいるよりも働いてみるのも一つの考えです。

コミュニケーションが苦手

工場の仕事はライン作業も多く、黙々と作業することが多い場合はコミュニケーションが発生しづらいこともあります。

いわゆる「コミュ障」や「陰キャ」な人たちでも働き心地は悪く無いので製造業に向いてると言えます。

ただし、「コミュニケーションが発生しづらい」のであって全く必要無いわけでは無いのでご注意を。集団の中でコミュニケーションをゼロにするのは不可能です。

とりあえず「おはようございます」と「お疲れ様でした」くらいは必ず言うようにしましょう。(コミュニケーションが取れるに越したことがないのはどこの業界も同じです)

多くを望んでいない人

特別向上心があるわけでもなく、仕事に多くを求めることもなく、出世欲も特に無く、とりあえず安定を望んでいるといった、ある種やる気の無い人が案外向いていたりします。

変な話ですが、仕事をする人がみんな常にやる気で満ちているというわけでも無いので上記のような人は工場の単純作業に従事するというのは案外アリです。

誰しも給料が良くて格好良い仕事の方がいいと思うものですが、学歴・経験・スキル等が無くそういった仕事に就くのはほぼ不可能でしょう。

しかし仕事をしなくては生活ができません。

  • 工場は就業しやすい
  • マニュアル化された単純作業の工場なら仕事は覚えやすい
  • 工場によってはそれなりの給与がある

とくれば、とりあえず働いてみるのもアリだと思います。

目の前の「できる仕事」を粛々とこなし、忙しくてもそれなりに稼げる状況を守るというのも一つの考え方です。

なお、「製造業が向いてる人」も経験者100人に取ったアンケートで詳細な記事があるのでぜひ参考にしてみてください。↓

決定版!経験者100人に聞いた工場・製造業に向いてる人11選 工場の仕事をしたいと思っても自分に向いているか不安に思う人もいるのでは無いでしょうか? そんな人のために工場勤務経験者10...

そもそも「製造業=工場現場」ではない

製造業=工場現場ではなく他の職種もある

「製造業はやめとけ」といっている人の多くは「工場の現場」のことを語っています。

その時に「やめとけ」のよくある理由としては以下のものが挙げられます。

  • 肉体労働
  • ライン作業が苦痛
  • 夜勤が辛い
  • 怪我の心配
  • やりがいを感じない
  • 人間関係
  • 将来性(スキルが身につかないなど)

もちろん工場の現場も製造業なので間違いではないし、実際に上記のことがネックで「やめとけ」という声が出ることも事実です。

しかし工場はそれ一つで企業として成り立っているわけではありません。工場の現場仕事の他に

  • 営業
  • 営業事務
  • 総務
  • 人事
  • 経理
  • 生産管理
  • 品質管理
  • 設計
  • 設備
  • 社内SE
  • etc

などなど、様々な職種があって「製造業」として成り立っています。

小規模な工場だと細かく職種が分かれてはいないこともありますが、「工場で製品を生産する仕事」だけが製造業ではないのです。

もし「工場の仕事を辞めて違う職種に就きたい」と思ったら、工場勤務の経験を活かして製造業の他の職種(営業や生産管理など)を狙うのも良いでしょう。

もちろん工場の仕事を通じた学びや経験を活かして別業界へ挑戦するのもアリです。

選ぶべき製造業の3つのポイント

製造業を選ぶ時の3つのポイント

工場の仕事のみならず事務職でも営業でも、自分のスキルや経験を活かせられそうなところを選ぶのは基本です。

それらを踏まえた上で製造業を考えた時に選ぶべき下記の3つの、または1つでも押さえているところを選べば、製造業は「やめとけ」よりむしろ就業先としては良いところです

実際にメーカー営業を経験して現在工場で働いている「製造業を渡り歩いた男」でもある私が解説します。

業界である程度の地位を確立している

大企業や製品需要の上位を走る企業なら「やめとけ」に該当するとは限りません。

それだけの力がある企業は資金力があったり業界での信頼度も高いので、安定して働ける可能性の方が高いです。

他にも福利厚生などの待遇も期待できるので闇雲に選ぶよりはまずチェックしておいて損は無いです。

とはいえ今なお日本が不況であることは変わりません。

「大企業だから、製品が強いから」といって絶対大丈夫、定年まで安心、とまでは言えないのが厳しいところ。むしろ他の産業にも言えてしまうのも辛いところ。

働く上で経験やスキルが身につかないともしもの時に大変なので、仕事自体は真面目に取り組むことも必要です。

今後伸びていく企業、業界

伸びてから考えるよりも今その業界に入る方が入社のハードルは低いし将来的に給与やその他の待遇も期待できます。

先細りしていく業界を選んでしまうといずれ「製造業はやめとけ」と言われる状況に当てはまる恐れがあります。

どういった企業や業界が伸びていくかはニュース等をチェックすることである程度予想することは可能です。

とはいえ完璧な予想というのは中々難しいですし、個人でも限界があると思った方は素直に転職エージェントに相談することをオススメします。

転職エージェントに相談する方がスムーズで次が決まるのも早いですし、大抵の転職エージェントは相談からでも受け付けているので利用しない手はありません。(もちろん無料で利用できます)

何らかの強みを持っている

「強み」を持つ企業は苦戦するような状況でも地力が強く、困難を乗り越えられる力を持っていることが多いので、ちょっとやそっとでダメになることは少ないです。

私の前職はその業界では誰もが知っている「ド定番」の製品を扱う強みがありましが、業界全体としては徐々に右肩下がりでもありました。

コロナ前までは苦戦を強いられていたようですが、コロナ禍に思わぬ需要があり徐々に復調してきているようです。

コロナという特殊な状況が生んだ結果とはいえ、元々製品の質は高いので復調するのも頷ける話です。

その製品は無くなることが想像できないほどのド定番品なので、企業としての地力は実に強いものです。

このように、業界が先細っていても他にない「強み」がある企業というのは実に強く、たとえ苦戦を強いられる状況でも持ち直してさらに発展する可能性は十分にあります。

そういった製造業を探すのも転職エージェントに相談するのが一番手っ取り早いですね。

気になった方はまずは話だけでも聞いてみることをオススメします。(エージェント側が無理やり企業へ面接等の予約を入れることもありません)

前職は誰もが知る製品を扱う企業の強みがあったものの、私は残念ながら営業という仕事が合わなかったので退職しました。

でも工場の現場が肌に合ったので製造業自体は悪くないと感じています。

「製造業」自体は無くならない

製造業は無くならない

物を作る仕事が無くなると日本の経済は落ち込みます。

日本のGDPの2割は製造業で、これが無くなることを想像する方が難しいです。

製造業は2020年の時点で我が国の2割を占め、依然として我が国を支える中心的な業種のひとつとしての役割を果たしている。

出展:経済産業省 2022年度版ものづくり白書 業況より

もしかしたら製造業に取って代わる産業が伸びて必要性は低くなるかもしれませんが、それでも無くなることは非常に考えづらいです。

なぜなら、工場で製品を製造する仕事がAIや機械化で求人が減ったとしても、「製造業」としての仕事は他にもあります。

営業として他に販路を拡大したり大きな仕事を締結することも大切な仕事です。

画期的な製品の企画・開発も非常に重要です。

事務作業で社内をサポートすることも重要です。

社内の管理システムで様々な仕事をスムーズに進めることも必要です。

このように、工場の現場仕事の需要が少なくなったとしても製造業の仕事自体が無くなるわけではありません。

むしろ現場仕事が無くなる代わりに、製造業における他の職種の需要が高まることは予想できます。

工場の仕事はAIに取って代わるか?

そのうち代わる未来が来ることは想像できますが、近い将来に全て代わるとは考えづらいです。

もちろん工場によって差があるのですでにAIを導入済みのところもあります。

とはいえ国内にある製造業全てがAIやロボットをすぐに導入できるわけでもないので、私は実際に工場で働いているからこそ以下の理由が良く見えます。

【まだ工場の仕事がAIに取って代わらない理由】

  1. 「簡略化されづらい仕事」はまだまだある
  2. 微妙な細かい作業や「いい塩梅」の仕事は案外人の手や目の必要性がある
  3. 全ての作業をAI・機械化するだけの設備投資に莫大な経費がかかる

この手の話になると「工場の仕事はいずれ無くなる」ということはよく言われますが、それがいつになるかは誰にも分からないのです。

もし本当に「工場で働く人が不要な世界」そ来るとしたら、10年、20年ではきかない程の時間がかかるでしょう。

また、「製造業」という枠で考えれば工場の現場での仕事が無くなったとしても、機械やAIなどの保守、点検などを人がやることには変わりません。

「ものをつくる」企業で「ものをつくる以外の仕事」は依然として存在し続けます。

そういう意味では「製造業」はある意味未来があると言っても良いです。

そもそも日本で何も作らなくなるということが考えられません。

確かに海外の工場で大量生産された製品はコストも人件費も抑えられるという事実はありますが、日本の技術力は世界でもトップレベルです。

これを利用しない方が経済的な損失になります。

ただし、いつどうにかなってもいいように自分を高めるという意識も大切なことです。

今すぐ工場の仕事がAIやロボットに取って代わることは無いとはいえ、そういった未来がいずれやってくることも否定できません。

むしろ「AIやロボットが工場で作業をする日がいずれ来る」と予想しておいた方が良いのも事実。

終身雇用が崩壊している昨今、いつ業績が落ちてリストラが行われるかは誰にもわかりません。

常に先を見据えて資格を取るなり新しい知識を得ていれば最悪の事態は免れます。

そうでなかったとしても今の仕事で役に立つものが身につけば自身の評価につながるので、自分を高めることに何ら無駄なことはありません。

昔の漫画で描かれているような、全て機械やロボットが作業するような世界線を想像するのは夢がありますけどね。

製造業は意外と稼げる業界でもある

製造業は全体平均よりも高い年収です

製造業は全産業の平均年収よりも上の年収があるというデータがあります。

製造業全体ではどれくらい稼げるのかは国税庁が発表しているデータがあるので見てみましょう。

平均給料・手当平均賞与平均給与
電気・ガス・熱供給・水道業609157766
金融業・保険業523154677
情報通信業507116624
建設業43972511
学術研究・専門・技術サービス業 教育、学習支援業43091521
製造業42195516
複合サービス事業391103494
不動産業・物品賃貸業38745426
運輸業・郵便業37649425
医療・福祉35354407
卸売業・小売業32651377
サービス業32543369
農林水産・鉱業27437310
宿泊業・飲食サービス業27515260
全体平均37767443

国税庁 令和3年分民間給与実態統計調査より

製造業の平均年収は全産業中6位となっています。

特別良いわけではないが悪いわけでもない、という印象の方が多いのではないでしょうか。

また、「思ったより多い」と思った方もいると思います。

特筆すべきは製造業の平均年収は全体平均よりも73万円も多いという事実。

上記のデータは工場勤務や他の職種も含めての平均なので、これより上の年収もあるし、当然これより下の年収もあります。

それでも「全体の平均より上の年収である」という事実は覆りませんので、製造業が意外と稼げる証明でもあります。

特に、学歴やスキルなどが無くてもそれなりに稼げるというのが製造業(工場)の良いところでもあります。

世界を股にかけるエリートビジネスマンにはかないませんが、「何者でもない」自分でもそれなりに稼げるということは自信につながるでしょう。

もし製造業で稼げていないなら副業や投資もオススメ

本業以外で稼げる方法を身につけたり、少額からでも投資を始めることで資産を形成できます。

もし定時で帰ることができたり休日に時間があるなら副業をすれば収入をプラスできるので、製造業での収入が低くても

なお、副業が禁止の場合、こっそりコンビニ等でバイトをするとバレてしまうのでその他の副業をする必要があります。

その場合、副業をするのであれば

  • せどり
  • ブログアフィリエイト
  • 動画編集
  • ウェブライター

といった、個人で完結できる副業が主なものになります。

副業がOKという企業なら問題ないですが、副業禁止であれば大きく稼いだ時は確定申告時に「自分で納付」に○をすればバレることはほぼあり得ません。

また、NISAやiDeCoなどで少額からでも投資をすることで将来必要になるお金を準備することができます。

よく言われる人気の投資先は

  • eMAXIS Slim 米国株(S&P500)
  • eMAXIS Slim 全世界株(オールカントリー)

が多いですね。

「投資とかよく分からないし」と思わずにちょっと調べると、SNSでも情報を発信している人はかなりいます。

試しに月1,000円からでも始めてみると銀行の金利では絶対にあり得ない、「お金に働いてもらい、お金を増やす」という状況が分かるはずです。(ただし投資は自己責任なので危険な投資はやめておきましょう)

「製造業はやめとけ」は本当か?のまとめ

  • 「製造業はやめとけ」の理由は
    ・単純作業が辛い=やりがいが見えない
    ・怪我のリスク
    ・体力的にキツい
    ・交替勤務がキツい
    ・職場環境が悪い
  • 製造業に向いてない人は
    ・体力がある人、体育会系だった人
    ・集中力がある(コツコツ作業が得意)
    ・未経験から稼ぎたい人
    ・コミュニケーションが苦手な人
  • 「製造業=工場勤務」ではない
    ・製造業はやめとけという人はなぜか製造業=工場で話をする
    ・工場の現場以外にも様々な職種がある
  • 製造業を選ぶ時のポイントは
    ・業界で地位を確立している
    ・今後伸びる業界、企業
    ・何らかの強みがある
  • 製造業は無くならない
    工場の仕事の需要が減っても製造業の他の職種は無くならない
    AIが工場の仕事に取って代わるのがいつになるかは誰も分からない
    いつ何が合っても良いように自分を高めるのも重要
  • 製造業は意外と稼げる業界でもある
    ・産業別平均年収は全産業の中で6位、全体平均よりも高い
    ・副業や投資(NISA、iDeCo)もオススメ

というわけで「製造業はやめとけ」は本当なのか、元メーカー営業と現役工場勤務の立場から説明していきました。

「製造業=工場勤務」ではないので必ずしも製造業はやめた方がいいということもありません。

結局のところ重要なのは

  • 企業としての強みや将来性
  • 仕事は自分に合っているか

この2つです。

工場の仕事がAIに取って代わるのもまだまだ先の話だと思われるで、私はそれほど心配しなくても良いと考えています。

たとえ工場の仕事が少なくなっても、エンジニア職や営業や事務関連の仕事は必要なので製造業が日本から無くなることは考えづらいです。

何かを製造してそれが世の中に広がる、役に立つ仕事というのは、おそらくあなたが思っている以上にやりがいのある仕事です。

それは実際に工場で製造の仕事をしていなくても企業の実績として現れたら実感できると思います。

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ABOUT ME
サトシ
販売→営業→倉庫と渡り歩き、金属加工工場に転職して10年目。組合の執行役員も務めているので工場の現場と会社の内部事情も色々と熟知。 これらの経験から身についた、工場や製造業の実態や情報をお届けします。 また、工場を辞めて違う仕事をしたいと思う人に向けた知っておくべき情報も掲載しています。