面接官にもまずは「聞いておかなければならない質問」というのがあります。
面接の質問は回答しづらいこともありますが、絶対聞かれるのであれば対策のしようがあります。
面接官も人の子、必要以上に恐れることはありません。
対策をしていればその恐れも小さくなっていきます。
工場への採用の道を歩むために絶対に聞かれるだろう質問の対策をしておきましょう。
まずは面接のために何をするべきかを知りたい人はこちらからどうぞ。
面接で聞かれる定番の質問を知りたい人はこちらからどうぞ。
絶対聞かれる質問1:退職理由
なぜ退職理由を聞くのかというと「合格してもすぐ辞めないだろうか」ということを見るためです。
なぜ前職を退職してこの会社を受けにきたのか、面接官は誰しも退職理由が気になります。
たぶんあなたが逆の立場でも気になるでしょう。
採用活動もタダでやっているわけではなくそれなりにお金がかかります。
もし採用したとして、すぐに辞めてしまったら会社としても損失になってしまうのです。
だから面接官が納得できる回答を用意しましょう。
ここが中途半端だとツッコミが入って不採用に向かってまっしぐらです。
とはいえ、正直に回答しなくてもいいのです。(嘘をつくということではありません!)
特にネガティブな回答をすると印象が悪くなってしまうので、これまた不採用の道へ一歩進んでしまいます。
・給料が安かったから
・休みがなかったから
・パワハラで
・イジメにあった
・リストラで
・飽きたから
・残業が多すぎる
実際にこれらの理由で前職を退職したとしてもあまり前面に出さないようにしましょう。
病気理由での退職の場合
どんな病気でどの程度の治療を要したのかの説明をして現状はどうなのかも伝える必要があります。
完治しているのなら必ず伝えましょう。
「○○で退職せざるを得ませんでしたが治療も終わり医師からもお墨付きを得ています」
というように、働くことは問題ないことを伝えましょう。
倒産理由での退職の場合
倒産理由の場合はこれから先をどうしたいか、この経験を生かして前向きに考えていることをアピールしましょう。
会社が倒産してしまうのは個人ではどうしようもないことです。
しかし、
「あなたにも何か問題があったのでは?」
という意地悪な質問がくるかもしれません。
だからといって前職の経営陣の批判は差し控えてください。
「私も何とか会社の利益のために努力しましたが・・・」
と付け加えておきましょう。
前職の批判になるようなことはたとえ本当だとしても言わないようにしましょう。
前職とは円満な退職で前向きな転職であることをアピールするのが採用への道に繋がります。
ただし、ここで具体性が無いとマイナスポイントなので注意しましょう。
絶対聞かれる質問2:志望動機
前職を辞めてまでこの会社に応募したのはどんな仕事がしたいのか、これまでの経験からこんなことができる、だから入社したいという熱意をアピールしましょう。
志望動機は、本音を言えば退職理由に絡んだことになりがちでしょう。
待遇面でのことが大きいということはよくある話です。
とはいえ正直に話してしまうと
「え・・・!?」
といったように面接官もドン引きしてしまいますね。
逆に清々しささえ感じるかもしれませんが、面接で受かるためにはあまり言うべきではありません。
志望動機は、「仕事面」でのことを話しましょう。
特に経験からくる会社への貢献までアピールできたらかなり説得力があります!
企業研究は必須!
ただ何となく応募した人よりも自分たちの会社をよく知ってくれている人の方が採用したくなるものです。
これは単にその会社の製品のファンである、ということではなく良く研究していてその上で自分が何をできるのかを分かっているということです。
研究することで面接官に日頃から勉強して自己研鑽できるタイプであると思わせることもできます。
「御社の技術力に惹かれて・・・」
といったマニュアル通りの回答はアピールになりません。
それならその企業の独自の技術力が業界にどのような影響があって、その上で自分が入社することで○○ができて、さらに自分の成長にもつながる、といったことまで話せるようにしましょう。
会社の得意とする部分=褒められたい部分を見つけましょう。
異業種から工場へ応募する場合は
これまでの社会人の経験から自分はこういうことができるということを伝えましょう。
異業種とはいえこれまでの仕事で手に入れた経験は全く役に立たないということはありません。
- 1から出直したい
- 御社で勉強させていただきたい
といった回答は謙虚ですがアピールには繋がりません。
会社は学校ではありませんし、すぐにでも働ける人が欲しいのです。
もちろん工場で働いていた経験があればスムーズに働けるでしょう。
しかし異業種とはいえ転職するのであれば、あなたは全くの新人というわけではありません。
基本的な社会人としてのマナーは備わっているはずです。
最初は仕事が慣れないので戸惑うこともあるかもしれませんが、機械の操作や扱う製品の知識に遅れが出ることは仕方のないことです。
しかし、これまでの経験から
- 仕事の進め方等はどうやれば効率的か
- コミュニケーションの重要さ
- 確認作業を徹底している
といったことは経験しているはずです。
たとえ未経験でもアピールできるポイントはあるのです。
絶対聞かれる質問3:前職について
提出した履歴書と職務経歴書を基に聞かれる質問で、内容を無視した回答は絶対にしてはいけません。
ただし、書いたことをそのまま話すというのも「芸がない」です。
履歴書と職務経歴書を基に詳細に説明できるように準備しましょう。
前職の仕事の内容を説明するときは「誰にでも分かる」レベルで話をしましょう。
いくら履歴書と職務経歴書に書いたとはいえ、面接官はあなたの前職での仕事ぶりはまだまだ見えないところもあります。
業界独自の言い回し等もあるでしょう。
わかりづらいものは補足したり言い換えたりしながら意味を理解してもらえるようにしましょう。
数字を使ったアピールは効果的
もし何かしらの実績を持っているなら数字を出すのが一番分かりやすいです。
- こういう相手に
- こういう立場で
- こういう仕事を
- 成果→ここに数字を入れると効果的!
といった具合に順序立てて説明すると相手も理解しやすいです。
1の「相手」は取引先でなくても社内の人間に対してでもいいですね。
2の「立場」は役職についていない人もいるのでそういう場合は省略してもいいでしょう。
少なくとも3と4は職務経歴書に書いておきましょう。
工場の面接でも絶対に聞かれる3つの質問のまとめ
というわけでどの業界、職種でも絶対に聞かれる質問3点を挙げてみました。
ここで声を大にして言いたいのは、
「絶対に聞かれる質問」とは「絶対に答えられる質問」でなければなりません。
ということです。
これを試験で例えてみましょう。
あなたは試験会場にいます。
どのような問題が出されるか、実はすでに知っています。
このような状態だったらどうでしょうか?
すでに問題を知っていたら対策の取りようがあります。
むしろ試験に受かるためならその問題の回答を勉強しますよね?
その対策をしたら試験に落ちることはありません。
面接も同じです。
確実に点を取れるところは確実に対策するべきです。
絶対に聞かれる質問には絶対に答えられるようにしましょう。
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