長崎県で工場に転職するなら（佐世保、島原、諫早、大村など）

こんにちは！
工場に転職して10年目、仕事に行くときは5本指ソックスのサトシです。

いわゆる第二次産業である製造業よりも観光業の方が主な産業である長崎県。

全国平均と比べると工場の求人数も求人倍率も下回りますが、長崎市や佐世保市では造船業が盛んで、諫早、大村では電子部品の生産が盛んです。

データ上は全国平均を下回っても全国有数の造船業、諫早には複数の工業団地があるなど、焦ることはありません。

何より1人につき1社以上の求人があるというデータも出ています。

では長崎県の工場への転職事情はどうなのか？データを見てみましょう。

長崎県の雇用率、雇用事情

長崎県の2018年の有効求人倍率は以下のようになります。

厚生労働省長崎労働局が発表した2018年度の求人倍率は平均で1.25％となっております。

上記グラフを見てわかる通り、長崎県の有効求人倍率は全国平均と比べて下回っているので転職活動は全国レベルと比べると少し不利な状況ではあります。

【求人数÷求職者数】で算出した数値。
仮に有効求人倍率が「2.0」なら「求職者1人に対して2つの仕事がある」という事です。
だからこの数値が高いほど転職には有利ということになります。

同様に長崎労働局が発表した製造業新規求人状況によると2018年は上記グラフのようになります。

全国平均と比べても下回っているのがよく分かりますね。しかし有効求人倍率は1％を下回っている訳ではないので1人につき1.2社は求人がある状況です。

製造業の新規求人数も全国レベルと比べると下回りますが、地方と都市部とでは人口の格差もあります。

このことから、長崎県で工場に転職しようとするならば全国の平均レベルと比べると状況は悪いと言わざるを得ません。しかし求人が無いわけではありません。

状況が不利でも悲観ばかりしていては転職が遠のくのも事実です。

少ない求人でも確実に内定を取れるように、焦らず着実な転職活動を進めることが成功の鍵になります。

工場の求人は未経験OKなところも多いので他の仕事と違いハードルは低いかもしれませんが対策を疎かにしても良いという訳ではありません。

甘く見ているとライバルに求人を奪われてしまいます。

履歴書、職務経歴書、面接など、できる対策はしっかりとやっておきましょう！

厚生労働省が発表した長崎県の平均給料は以下になります。

あくまでも平均の数値なので必ずしもこれくらいの給料になるとは限りません。
人口数や生活にかかる金額は都市部と地方とでは変わってきますので、この比較は参考程度に考えるのが良いでしょう。

上記は厚生労働省が発表した長崎県の製造業の企業規模別の平均給料となります。

もちろん「製造業」のくくりの中には工場勤務だけでなく営業職や事務職も入っていますし、上記数字はあくまでも規模別です。その中で年齢別、男女別で細かくみるとまた変わってきます。

長崎県の平均給料が【299,500円】であることを考えれば給与面を重視して転職をするなら、

の規模の企業への転職を目指すことになります。

ただし、給与が高いということはそれなりに求められる能力も高くなる傾向もあります。そこも考慮しておきましょう。

長崎県内で給料の高い業種・低い業種は以下のようになります。

高	プラスチック製品製造業（※1）、鉄鋼業、金属製品製造業（※2）、はん用機械器具製造業（※2）、生産用機械器具製造業、業務用機械器具製造業（※2）、電子部品・デバイス・電子回路製造業（※3 ）、電気機械器具製造業、輸送用機械器具製造業
中	食料品製造業（※4）、家具・装備品製造業、化学工業（※5）、非鉄金属製造業
低	飲料・たばこ・飼料製造業（※6）、繊維工業、木材・木製品製造業(家具を除く)、パルプ・紙・紙加工品製造業（※7）、印刷・同関連業（※7）、ゴム製品製造業、窯業・土石製品製造業（※7）、情報通信機械器具製造業（※7）