大卒なのに工場で働くのってどうなのよ?と思う人が多いと思いますし、実際多いです。
しかし大卒で工場勤務も良い面が有ります。
私自身も大卒で「どうだろうなぁ」と思ったことはありますが、現在まで問題なく働いているのでそれほど気にすることはありませんでした。
人には適正というものがあるので、営業で病むくらいなら体を動かしている工場の仕事の方が精神的にだいぶマシです。
「大卒だから○○な仕事をしなければ」ということに捉われすぎると失敗してしまいます。
それでも「大卒で工場勤務」が気になるのであれば、思い切って転職すれば良いのです。
【この記事を書いた人】
サトシ
販売→営業→倉庫と渡り歩き金属加工工場に転職して10年目。
組合の執行役員も担当し工場の現場と会社の内部事情も熟知。
結論:大卒で工場勤務でも何の問題もありません
大卒工場勤務が問題ない理由① 向いてる仕事かどうかが重要
仕事で重要なのは
- 少しでも自分が満足できる仕事をする
- その上で自分が成長できるか
- もちろん給料も重要
だと私は思います。結局ここに帰結します。
給料の額も大切ですが、お金のために慣れない仕事で体力も精神も消耗していくのはキツいです。
工場の仕事は力仕事もあるし夏は暑く冬は寒い、時には残業が忙しかったり他のラインに応援に行ったりすることもあります。
しかし、慣れない仕事や向いてない仕事をするより工場の仕事の方が私の性に合っていました。
私も「大卒なのにこの仕事でいいんだろうか?」と思ったことはあります。
しかし、大学で学んだことをそのまま仕事に活かしている人はどれくらいいるのでしょうか?
大学で学んだことを仕事に活かさなければいけない、という決まりもありません。
誰だって仕事をしないで遊んで暮らして生きていたいと思うものですが仕事は生きていく上でも必要なものです。
それなら少しでもストレスが無く、なるべく満足できる仕事をする方がいいとおもいませんか?
それなら体を動かしている今の工場の方が気楽に仕事ができます。
大卒工場勤務が問題ない理由② 開き直ればOK
私も「大卒で工場勤務」を人からどう思われるかを気にした時期はありますし、今でもたま〜に思うことはあります。
10年働いて思いますが、「大卒なのに工場勤務」って本当にどうでもいいんですよね。
人からどう思われるかを気にするということはある種の「見栄」だと思うのですが、その見栄って日常生活でそんなに必要ですか?
むしろ「大卒だけど工場勤務ですよ。それが何か?」くらいに思っています。
自分がどうして今の仕事に就いているのか、他人には関係ありません。
人からの評価が気になるくらいなら開き直った方が楽です。何よりあなたは何も悪いことはしていません。
仲の良い友人からどう思われてるかは知りませんが、正直どうでもいいですね。
そんなことで友人付き合いが無くなるならそれまでの関係です。
仮に陰で笑われていたとしてもその嘲笑は私に届いていませんから。
たまにしか会わない知人からバカにされていたとしても、どうでもいいですね。
自分と関係の薄い人からの低評価に悩むのは時間の無駄です。
一般的な評価が低くてもどうでもいいですね。
こちらの事情も知らずにあれこれ言う人のことに悩むのも時間の無駄ですよ。
このようにある程度開き直ってしまうとかなり楽になるのでオススメです。
もう一度言いますが、大卒で工場勤務は何も悪いことをしているわけではありません。
あれこれ言われている、言われていたとしても
「だから何?」
くらいに思っておきましょう。
大卒工場勤務が問題ない理由③ 気にしてるのは自分だけ
ところで、実際に「大卒なのに工場で働いているの?」と言われた、笑われたことのある人ってどのくらいいるのでしょうか?
少なくとも私は言われたことありません。
ということは?
大卒で工場勤務を恥ずかしいと思っているのは意外と自分だけかもしれませんよ。
余計なことを考えるより自分が今より良い人生を送ることを考えましょう。
見栄を張って無理して自分に向かない仕事をして病むよりも自分に合う仕事をすればいいのです。
もちろん工場の仕事以外が自分に合っているならその仕事をそのまま頑張れば良いのです。
しかし今の仕事がちょっとしんどいと思っているなら工場の仕事を考えてみてもいいと思いますよ。
大卒で工場勤務が恥ずかしいと思う理由
大卒工場勤務が恥ずかしい理由① 学歴を活かしていない
大卒の意味が無い、学歴の無駄遣い、高卒に混じって働くのがキツい、などなど、思うところは色々あるでしょう。
「大卒」という肩書きがあるにも関わらず、高卒でもできる仕事をしている事実に「こんなはずじゃなかった」と思っている方は結構いると思います。
大卒の肩書きがありながらもっと給料の高い仕事に就けなかった、肉体労働ではなく頭脳労働の方が良かったと思うかもしれません。しかし、
大卒でも高卒でも、自分ができる仕事をするのは悪いことではありません。
自分が望む形の仕事に就けなかった後悔もあるかもしれませんが、今それを嘆いても仕方のないことです。
どんな仕事でも外から見るイメージと中で実際に働くことは結構違うので、仕事の内容自体はそれほど格好いいものではありません。
ところが仕事ができるようになってくると「やりがい」が生まれてくるのはどの仕事でも大差ないものです。
他にも工場で必要な資格を取るには試験を受けることになりますが、大学受験までした身であれば勉強はそこそこ得意ではないでしょうか?
または「勉強のコツ」のようなものは備わっているのではないでしょうか?
得意ではなくても「効率の良いやり方」は何となく身についていると思うので、考えようによっては「大卒で工場勤務」は上手く利用できることもあります。
大卒工場勤務が恥ずかしい理由② 単純作業
工場の仕事でイメージする仕事は単純作業が多いので、大卒の就職先としてそぐわないと思われがちです。
単純作業は基本的に手順を覚えれば誰でもできます。
ところが、受験して大学で様々なことを学んだのであればもっと頭を使った仕事の方が自分を活かせると思う人が多いのが現実です。
だから高卒・中卒といった学歴が低い人が体を使って働くイメージが先行して、大卒者の就職先というイメージが弱いのです。
「学歴が関係ない=誰でもできる仕事」と思われがちなので大卒で工場勤務は恥ずかしいと思われます。
実際その通りではありますが、別に大卒だからといって工場の仕事をしてはいけないということもありません。
大学で専攻したことをそのまま仕事に活かしている人はあまりいないのも事実です。
私も経済学部を卒業しましたが、私を始め他の学部を卒業した友人・知人で専攻を活かした仕事に就いている人の方が少ないです。
ちなみに単純作業ではありますが、そこには色々な手順や仕事の進め方というものがあるので何も考えずにただ手を動かしていればOK、という仕事ばかりではありません。
実はそれなりに頭も使って仕事をしているんですよ。
大卒工場勤務が恥ずかしい理由③ 3K仕事
「きつい、汚い、危険」の3Kの仕事は大学まで卒業した人間がやる仕事ではないと思われがちです。
大卒者が働く仕事のイメージとしては
- 綺麗なオフィス
- スーツを着て仕事
- パソコンを使う
- 取引先と様々なやり取り
- 会議で激論を交わす
- プレゼンで勝利する
などなど、バリバリ働いてカッコいいといった、まるでドラマのような仕事っぷりがあるかもしれません。
そういったイメージがあるから大卒なのに3Kの職場である工場で働くのはちょっと違うと思ったり、学歴を活かした仕事ができていない自分を恥じたりするのではないでしょうか。
実際に「大卒らしい仕事」をしてキラキラしている人もいますが、そもそも仕事というのはそれほど華やかでもカッコいいものでもありません。
綺麗なオフィスでスーツを着て仕事をしている人の中にもストレスやプレッシャーを感じている人はいますし、週末は疲れて寝てばっかりという人だっています。
もちろん、自分の仕事が好きでイキイキと働いていればどんな仕事でもかっこよさは付いてきますし、それは工場勤務でも同じです。
生産するものに関する知識や技術が身について専門用語であれこれ会話している姿はそんなに悪くないものです。
これはどの職業から見ても同じ事が言えます。
もし自分と比べて他の仕事が良さげだとしたら「隣の芝生は青い」ということもあり得ますよ。
大卒でも工場勤務が恥ずかしくない理由
これから挙げていく理由が全ての工場で当てはまるというわけではありません。
しかしどれか一つでも当てはまった場合は、
「あ、大卒で工場勤務でも大丈夫じゃん」
と思えるはずです。
狙い目は
- 大企業の工場(製造業の大手)
- 親会社がしっかりしている(大手商社など)
です。
ただし、中小企業の工場でも独自の技術で成長している工場もあるので、求人内容など応募する工場のことは良〜く調べましょう。
案外そういった工場の方が大手よりも自分に合っている可能性は高いです。
また、場合によっては他では習得できない独自のスキルを身につけることもできます。
大卒工場勤務が恥ずかしくない理由① 幹部候補として入社可能
全ての工場で、とまではいきませんが幹部候補として大卒の求人を募集しているところもあります。
世間一般では「大卒=優秀」と見られています。
企業側としても優秀な人材が欲しいので「大卒なら幹部候補として」ということです。
実際にその人が優秀かはさておき、受験を経て大学で4年学んで、というプロセスはそれなりに人を成長させます。
たとえ専攻と外れた業界だとしても多様なものの見方や考え方は役に立つと見られます。
高卒や中卒で働いている人の方がキャリアがある分仕事はできるでしょう。
しかし、大学まで行く学力は高卒・中卒の人に比べて考え方が
- 柔軟
- 多様
- 深い
傾向にあり、そういった人たちが仕事でキャリアを積めば会社をより良くできることを見越して大卒を採用したい企業は多いです。
何より幹部候補は年収が他の一般社員と比べて高い傾向にあります。
より上のレベルの会社で失敗するよりは、自分に合ったレベル、向いている仕事で認められて昇進していくというのも一つの考え方です。
とはいえ、大卒だからといって何もせずに幹部になれるというわけではありません。
日々の仕事はキチンとこなして自身も成長しなければいけないので、仕事で結果を出せるように頑張りましょう。
大卒工場勤務が恥ずかしくない理由② 高卒より給料がいい+手当
工場は夜勤や交代勤務、または残業があれば手当てがつくので周りが思っているよりは給料が良いことがあります。
大前提として、日本は大卒だと高卒よりも給料が高いことが多いです。
周りの高卒社員と比べて給料が高いことに加えて、
- 夜勤手当
- 交代勤務手当
- 残業代
- 資格手当
などがプラスされたらそれだけで結構稼げるでしょう。
他の会社に勤めている友人と比べても同等かそれ以上の額になることもありますし、特に20代ならその差は顕著に出ます。
もし実家住まいなら余計なお金を使うこともないので、貯蓄に回すことも可能。
格安な家賃の寮に住んでいる場合も同じです。
ただし夜勤や交代勤務、残業のある工場で働くのはそれなりに体力を使います。
慣れないうちは体が持たないこともあるかもしれないので注意しましょう。(稼ぎたいという目標があれば頑張れるはずです)
大卒工場勤務が恥ずかしくない理由③ 定時、休日、連休
定時で終業する工場や休日がきっちり決まっている工場ならプライベートの時間も取れます。
大卒だからといって激務で時間の余裕が無い仕事を選んだら当然体も心も疲れてしまいます。
それはいずれ体や心に何らかの悪影響を出すことになるでしょう。
でも勤務時間がきっちりしてて連休が長い工場ならそんな心配はありません。
確かに工場で働くということは疲れるかもしれませんが、プライベートの時間が多く取れるならしっかり休むこともできるので心身共に健康でいられます。
特に今現在仕事でしんどい思いをしている人はその仕事を10年後も続けられるか自問自答してみましょう。
プライベートの時間は、
- 趣味
- 学び
- 副業
と自由に使える時間です。
このプライベートの時間が多い方が人生はより豊かになります。
それだけ休むと働きたくなくなるのがネックですが、それでも連休が長いというのは最高です。
もし大学で得た知識や経験を活かしたいなら副業という形で活躍することもできます。
特に、工場の給料が思ったより良くなくても副業で得られる稼ぎを足せば同世代の平均給与を超えることだって可能です。
「空いている時間を活かす」ということであれば学歴はあまり関係ありません。
高卒でも中卒でも、空いてる時間を副業に当ててその稼ぎを足せば大卒並みの平均給与以上を得ることも可能です。
空き時間にアルバイトやウーバーイーツの配達員をするのもいいですが本業で体力を使った後にするのは少々しんどいので、
- アフィリエイト
- フリマアプリ
- せどり
- ポイ活
- 投資(つみたてNISAなどの長期投資)
といったところを始めてみてはいかがでしょう?
初期投資はそれほど必要ないのでもし失敗してもそれほど痛くはありません。
肉体的にも辛いわけではありません。
空き時間があるならそれらを学ぶところから初めたら、より失敗を避けることも可能です。
特に終身雇用が崩壊している昨今、副業で本業以外の収入源を持つことは自分の身を守るためにもとても重要です。
大卒工場勤務が恥ずかしくない理由④ 資格取得
工場で働く上で必要な資格は全て会社持ちで資格を取れます。
例えば工場の仕事で使う資格は以下のようなものがあります。
- フォークリフト
- 玉掛け
- クレーン
- 溶接技能者
- 危険物取扱者
- 衛生技能者
- 安全管理者
- 電気工事士
- 機械加工技能士
- 廃棄物処理施設技術管理者
業界にもよるので全ての工場でこれらの資格が必要なわけではありませんが、これらを持っていれば資格手当てがつく工場もあります。
「資格を持っている=仕事の幅が広がる」のであなたの評価に繋がり給与アップも期待できます。
しかし、それらの資格を持っていれば「他の仕事に転職しても潰しが利く」ということは少ないです。
それでも資格を持っていれば、もし別の工場へ転職するという時にはかなり有利になります。
「資格がある=仕事の幅が広い」ということなので、企業側も素人より資格を持っているあなたを採用したいはずです。
いずれにしろ資格は取得しておいて損はありません。
大卒工場勤務が恥ずかしくない理由⑤ 社会的信頼
製造業(メーカー)で働くということで社会的信頼を得られやすいです。
普段働いている時はそれほど感じませんが、例えば家や車を購入する際のローン申請は審査がスムーズにいきやすいです。
なぜなら、
- 日本を代表する産業(メーカー)で働いている
- =金融機関からの信頼が高くなる
ということです。
社会的信頼は大手のメーカーであるほどその傾向はより高くなるので、もし大手の工場で働けるなら「大卒で工場勤務が恥ずかしい」どころか「むしろラッキー」ということです。
もちろん大手になるほど福利厚生も充実しており、工場勤務の従業員も他の職種(営業や事務職)と同じ制度を利用できます。
重要なのは学歴よりも仕事ができるかどうか
社会に出ると学歴だけではどうにもならないということが結構身に染みます。
もちろん良い学歴でなければ入社できない会社やできない仕事はあります。
しかし、高学歴で良い会社に入ったけど他にすごい人がたくさんいて実力を発揮できないまま埋もれてしまった、なんて人も実はたくさんいます。
極端なことを言うと、「東大卒で良い会社に入ったけどもっと優秀な人がいて社内では凡人扱い」なんて事もあり得るのです。
そうなったら「高学歴なのに使えない人」と言うレッテルを貼られて肩身の狭い思いをするでしょう。
逆に言えば高卒や中卒でも仕事のできる人はたくさんいますし、むしろ働き始めるのが早い分キャリアがあるので仕事はできるはずです。
もしあなたが実際に大卒で優秀な人物だとして、自分が目指しているレベルよりも少し低い企業に入社したり仕事をのは抵抗があるかもしれません。
しかし、レベルの高い会社で落ちこぼれたり合わない仕事で悩むよりも、そこそこの会社で優秀な人間になる方が
- 良い評価を受けやすい
- 給料も上がりやすい
- 居心地も良い
という考え方もあります。
歯を食いしばって自分に合わない仕事をしますか?
それとも大卒という肩書きにこだわらず自分に合う仕事を見つけますか?
余計なプライドを捨てるとだいぶ楽になります
最初に「開き直ればOK」ということをお伝えしましたが、もう一つ重要なのは「余計なプライドを捨てる」ということですね。
「大卒だから高卒のお前らより優秀なんだ!」
という気持ちで働くと上手くいきません。
入社したばかりのあなたは新卒の新入社員とほぼ同レベルでなので先に働いている人達にはどう頑張っても「今は」かないません。
素直な気持ちで仕事を学んでいけばすぐにできるようになります。
- 分からないことは何でも聞く
- 教えてくれる人には年上年下関係なく尊敬の念を持つ
- 簡単な仕事でも甘くみない
という初心を忘れないようにしましょう。
これまでの仕事も工場の仕事もダメだと思ったら自信を無くして「自分は何をやってもダメなんだ・・・」という負のスパイラルに陥りかねません。
でも余計なプライドを一旦捨てるとだいぶ気持ちが楽になります。
それは仕事外で人にどう思われても「だから何?」と思えるので是非やってみてください。
その道のプロは恥ずかしい存在ではない
どんな仕事でも「その道のプロ」というのは立派な存在で、他の誰にも真似できるものではないカッコイイものです。
それは例えば、商社の仕事でも工場の仕事でも変わりないです。
今のあなたに商社の仕事はできないかもしれませんが、他の仕事をしている人にもあなたの仕事はきっと簡単にできるものではありません。
工場の仕事を始めた頃の自分と今の自分を比べてみれば、今の自分の方が確実に仕事ができているはずです。
技術や知識が身についている状態はまさしくプロです。それをもっと高めれば唯一無二の存在になることだって可能です。
専門的な知識や技術を持った「プロ」という存在は、他の仕事をしている「プロ」達とある意味同じ状態です。
振り返って自分がそのような状態になった時、「恥ずかしい」という気持ちは少しは薄れているかもしれません。
一朝一夕でできることではありませんが、まずは着実に階段を登っていきましょう。
大卒の学歴を活かしたいなら工場の現場以外を狙う
「工場=現場作業」と考えがちですが、「製造業」という枠で考えれば現場仕事以外の職種があるのでそこを狙いましょう。
例えば製造業には下記のような職種があります。
- 生産管理
- 品質管理
- 品質保証
- 営業
- 総務
現場作業に抵抗がある人は上記の職種を狙ってみましょう。
もちろんこれらの職種でも高卒から就いている人もいますし、会社の方針として採用の枠が高卒以上ということもあります。
しかし応募者が高卒か大卒かであれば、学歴が高い方が有利なのは間違いありません。
営業や総務といった仕事は大抵の企業にある仕事ですが、生産管理などの仕事は製造業だと普通にあります。
大卒という肩書きを上手く利用したいのであれば、経験や知識をそちらで活かすのも一つの考え方です。
それでも工場に抵抗があるなら別の業界を目指す
どうしても「大卒で工場勤務」に抵抗感がある=工場の仕事はあなたに合っていないので、無理をする必要はありません。
私が営業の仕事で消耗していったように、あなたは工場の仕事で消耗していくかもしれません。
早く見極めないといつまで経っても嫌々仕事をして、気がついた時には転職することすら難しい状況になってしまいます。
世の中には様々な仕事があるので工場の仕事から抜け出したいのであれば、まずは視野を広げてみましょう。
それでもどうしていいか分からないというのであれば、転職エージェントに登録して相談するのが工場から抜け出す近道になります。
登録したから必ず利用して転職を成功させなければならないということはありません。
大抵の転職エージェントは相談だけでも受け付けていますので、きっとあなたの道しるべとなるヒントを得られるでしょう。
大卒で工場勤務でも恥ずかしくない理由のまとめ
- 大卒で工場勤務でも問題無し
・自分に向いている仕事かどうかが重要
・人からどう思われようと開き直ればOK
・気にしてるのは自分だけの可能性が高い - 大卒で工場勤務が恥ずかしい理由
・単純作業だから
・3K仕事だから - 大卒で工場勤務でもいい理由
・幹部候補として入社できる
・大卒は高卒より給料が良い(各種手当がつけばさらにアップ)
・定時、休日、連休で時間が取れる
・資格が取れる
・社会的信頼が得られる - 学歴よりも仕事ができるかどうか
・大卒でも使えない人はいるし高卒・中卒でも仕事ができる人はいる
・レベルの高い会社で落ちこぼれるよりそこそこの会社で出世するのもあり - 余計なプライドを捨てると未経験でも仕事は割と上手くいく
・素直な気持ちで仕事を学ぶ
・「その道のプロ」は恥ずかしい存在ではない - 大卒の肩書きを利用したければ現場仕事以外の求人を狙う
・「製造業」という枠で考える
・生産管理、品質管理、品質保証、営業、総務など - どうしても工場の仕事に抵抗があるなら別の業界を目指す
・結局工場の仕事が合っていない
・手遅れになる前に転職エージェントに相談してみる
というわけで大卒でも工場勤務が大丈夫なことを紹介していきました。
どうしても変なプライドが邪魔をして「工場勤務はなぁ・・・」と思う人の気持ちは分かります。私もそう思った時期はありますから。
でも自分に合わない営業仕事をするより工場の仕事の方が本当に楽だったんですよ。
もしあなたに工場勤めが合わないとしたら「楽」というのは当てはまりません。
肉体的に疲れることもあるのでそういった意味でも「楽」ではありません。
でも精神的にやられるよりだいぶマシです。
実際に働いている私がそう思っているので間違いはありません。
もしあなたが今の仕事が辛くて悩んでいるなら工場の仕事も選択肢に入れて転職活動をしてみませんか?
とりあえず↓から工場・製造業の求人を探すところから始めましょう!