工場へ転職して10年目のサトシです。
工場の仕事には色々なものがありますが、ライン作業は特別な資格や経験が必要ないので仕事に就きやすいメリットがあり人気があります。
しかし単純作業を定時までひたすら繰り返すというのは、慣れないうちはキツいと感じる人が多いのも事実です。
ここでは経験者の声からライン作業とはどんな仕事なのか?ライン作業のメリット、デメリットを見ていきましょう。
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【この記事を書いた人】
サトシ
販売→営業→倉庫と渡り歩き金属加工工場に転職して10年目。
組合の執行役員も担当し工場の現場と会社の内部事情も熟知。
ライン作業が楽な理由
どんな仕事にもメリットやデメリットはあるものです。
それに人には向き・不向きもあります。
まずはライン作業が楽な理由を挙げていくので「自分に合っているかどうか」を見ていきましょう。
ライン作業が楽な理由1 何より単純作業は楽!
また、目標の数を時間内に作り上げる必要がありますが、自分一人での仕事ではないので気が楽です。
特に人間関係を気にすることが全くないので、人と接することが苦手な人には最適な仕事です。
工場のラインで淡々と仕事をこなすことが好きでした。
黙々と目の前の作業に集中したい、集中して仕事ができるのであれば工場のライン作業はあなたに向いている仕事です。
営業の仕事で取引先とのやりとりが苦手だった人、人と接する接客業が向いてなかったという人も黙々と仕事をするライン作業の方が向いているかもしれません。
人には向き不向きがあります。
慣れない仕事で病んでしまうよりは向いている仕事をするべきです。
ライン作業が楽な理由2 未経験でも職に就きやすい!
おかげで精神的にも楽でした。
ライン作業には特別な資格や経験は必要はないので仕事に就きやすいのは大きなメリットです。
これまでフリーターやニートだった人たちでも就職しやすいので社会に出るには丁度いい仕事です。
今の仕事がキツい、でも同じ業界・職種は嫌だという人にも、未経験で就職しやすいのは魅力です。
ライン作業が楽な理由3 人間関係に面倒が無い!
ライン作業は人間関係の煩わしさがないのが良かったです。
ライン作業は目の前の作業をこなすことが最優先なので、取引先や社内の部署と逐一やりとりをする必要はありません。
取引先との交渉ごとで疲弊しているのであれば目の前の作業に集中するライン作業の方が向いているかもしれません。
もちろん全く会話が無いということはありませんし最低限のコミュニケーションは必要です。
ライン作業でもなんらかのコミュニケーションは発生します。
とはいえ、作業中に積極的にあれこれとコミュニケーションを取り続けなければいけない環境というのは、ライン作業では多くないです。
ライン作業が楽な理由4 勤務時間がきっちりしてる!
終業時間になってもすぐ帰れないということはありませんでした。
時間が延長する事がなく定時で上がれました。
これは働く工場によるかもしれません。
繁忙期になると忙しくて残業をしなければならない工場もあるでしょう。
しかし休憩時間はきっちり区切られていたり、休憩をちゃんと取らなければいけないところが多いです。
単純作業を繰り返すと慣れや疲れで徐々に集中力や正確さが失われるので適度な休憩はとても重要です。
そして人数の多い工場であれば人員に余裕があるので休みも取りやすい環境です。
ライン作業がキツい理由
ライン作業が楽な理由を4項目挙げてみましたが、メリットの裏にはデメリットがあるものです。
人によっては「ライン作業は地獄」と言う人もいます。
これからライン作業をやってみようと思っている人は是非とも以下の「キツい理由」もよく読んでから応募を考えましょう。(じゃないと自ら地獄に行くことになるかもしれませんよ?)
ライン作業がキツい理由1 単純作業で眠くなる・・・
周りも眠そうにしていて同じだなと思いました。
眠気対策1:まずはよく寝ること!
単純作業は同じことの繰り返しで次第に眠くなってきます。
だからといって仕事中に本当に寝るわけにはいきません。
不具合を出したら先方からクレームが来ますし会社の信用にも関わるので重大なミスなのであなたの評価にも繋がります。
何より、眠くてウトウトしていると機械に巻き込まれて大けがをしたり、最悪の場合死亡事故になることもあります。
ただでさえ眠くなる作業なのに睡眠不足だと眠くなって当たり前です。
ライン作業を「楽な仕事」と甘くみないで基本中の基本である「十分な睡眠を取る」ことをおろそかにしないでください。
眠気対策2:目薬を使う
眠くなったら何らかの刺激を体に与えると目が覚めます。
だから刺激のある目薬を使うのも効果的ですね。
閉じそうになるまぶたに刺激を与えればシャキッと目が冴えます。
作業の合間にさせるように携帯しておきましょう。
私がとっていた眠気対策
私も作業中に眠くなることがあってどうにかならないかと色々考えていました。
ライン作業は体を動かさないことが眠気につながると考えて、肩や足首を回して体に刺激を与えることで少し眠気を改善させました。
意外と効果があったのが下記の2つです。
- 足の指を上下に動かす
- 両足(膝や太もも)に「グッ!」と力を入れる(10秒以上やる)
- お尻に力をいれる(お尻の穴をグッと締める感じ)
この3つをすると眠気が少しマシになることに気が付いたので実践していました。(アホらしいのもありますが、それなりに効果はあります)
急場しのぎではありますが、もし眠気に襲われたらやってみてください。
ライン作業がキツい理由2 同じことをしていると飽きる・・・
1日が長く感じられて終了時間ばかりが気になってしまいます。
そうなると仕事に飽きてしまいます。
仕事に飽きる対策:仕事の工夫をする
集中して自分の仕事を終わらせ、違うラインの手伝いなどをして緊張感を保ちました。
作業に飽きないための工夫ですが、仕事の工夫を考えることで少しでも退屈を紛らわすこともできます。
「飽きるなら飽きない方法を取る」という、実にポジティブな考え方です。
ライン作業はスキルアップに繋がらない思う人もいるかもしれませんが、「仕事の効率化」を考えることは工場にとって非常に重要なことです。
これまでの作業よりも効率化アップやミスの低下につながる提案を会社にすれば、作業もメリハリが出てあなたの評価にもつながるのでウィンウィンです。
結果、自分の考える力の向上に繋がったと思います。
たとえ単純作業の繰り返しでも仕事に対してこういう考え方を持って作業をすれば物の見方が変わってきますよ。
ライン作業がキツい理由3 動かないのは意外と疲れる・・・
はじめの方は足がパンパンでつることもあり大変でした。
特に背の高い男性は腰を痛めやすいのがデメリットです。
動かないから疲れる対策1:体を動かす、足元を工夫する
支給された靴の場合は、市販の中敷を足してました。
ライン作業はどうしても動くことが少ないです。
「それなら疲れないでしょ?」と思うかもしれませんが、動かないと体がこわばってしまうので肩こりや筋肉痛、足のむくみに繋がります。
足だけでなく肩や腰を仕事の合間に軽く回しながら作業をすると少し緩和されるので疲れたらやってみましょう。
また、足元の負担を軽くするグッズも取り入れてみましょう。
着圧の靴下や靴の中敷などで少しでも体の負担を取る工夫をすればだいぶ楽になります。
何もしないでずっと直立不動で作業するとものすごく疲れてしまいますよ?
動かないから疲れる対策2:筋肉を付ける、姿勢を考える
なるべく自分にとって負担のない姿勢がどんなものかを考えて実行しました。
どうしても足腰に負担のかかる仕事なので筋肉をつけて体への負担を減らしましょう。
だからといって激しいトレーニングは続かないので無理のない範囲内で筋トレをするのがポイントです。
「やらないよりやった方がマシ」
くらいに考えれば気分的に負担が少ないです。
なるべく筋肉がこわばらないようにストレッチで筋肉をほぐして柔軟な体にするのも効果的ですね。
動かないから疲れる対策3:作業以外のことを考えてモチベーションにつなげる
「あと○時間もある・・・」
と考えてしまうと、どうしてもうんざりしてしまいます。
そんな時は仕事量を考えるのではなく、他のことを考えましょう。
「これをあと○時間続ければ○○円になる」
「ということは今月の給料は□□円になる」
「給料が入ったら**を買おう」
こんな感じでモチベーションを保ちましょう。
ちなみに私は頭の中で音楽を流していて時には実際に歌ったりもしましたね。(笑)
騒音が大きい工場であれば、大声でなければバレない程度に歌っていると少し気が紛れますよ。
ただし、ライン作業中にあまり余計なことを考えているとミスに繋がるのでほどほどにして下さい。
動かないから疲れる対策4:ベルト酔いは視野を広くする
「ベルト酔い」とはベルトコンベアで流れている商品を見続けていると酔ってしまうことです。
ライン作業ではたまにこういう状態になる人がいます。
対策らしい対策がないので慣れるしかないのですが、一点を見続けると酔やすいのでなるべく視野を広げてみましょう。
また、作業の合間に遠くを見ると少し楽になります。
ライン作業がキツい理由4 スキルが身につかない・・・
スキルが身につかない対策:自分で何か学ぶ
ライン作業は同じ作業を繰り返すので、長く働いても他の仕事と違ってスキルが付きづらいというデメリットがあります。
作業中にスキルが身につかないなら空いた時間に自分で何か勉強すればいいのです。
何か本を読んで知識を得ることも立派なスキルアップです。
特殊なことを身に付けるのは時間がかかりますが、まずは自分の興味のあることを何でもやってみましょう。
ベストセラーになった本を読むだけでも人生は豊かになりますよ。
ライン作業は本当に全くスキルはつかないのか?
確かにライン作業は同じことの繰り返しなので身につくものは少ないです。
しかし全くスキルや知識が付かないというわけではありません。
少し視点を少し変えてみましょう。
ライン作業は単純作業の繰り返しだとしても自分が扱う材料や製品の知識は得られますし、扱う機械や器具のことにも徐々に詳しくなっていきます。
もし今のライン作業の仕事に限界を感じて転職を考えたとしても「工場で働いた経験」は身に付きます。
これは未経験で工場へ転職活動をするライバルよりも一歩リードしている状態なのであなたの「強み」と言っていいでしょう。
おまけ:これからライン作業をする人へアドバイス
単純作業が好きな人もいるとは思いますので、そうした強みを活かせるのは工場のラインの仕事がぴったりです。
ただ、工場のラインでの仕事は機械を扱う仕事になるため油断すると命に関わることもあります。くれぐれも気を緩めないようにして下さい。
そうすれば自分も助けてもらえるので最終的には楽に作業をこなすことができるようになります。
たくさんのラインを任せてもらえれば、仕事全体が見えてきてモノが出来る素晴らしさを感じるのが魅力です。
慣れたら自分がここからどう成長に繋げていけるかを模索すると時間も少し早く感じたり、やりがいにつなげたり出来ると思います。
ライン作業は楽?きつい?のまとめ
【楽な理由】
- 単純作業は簡単で楽である
- 未経験でも職に就きやすい
- 人間関係に面倒なことが少ない
- 勤務時間がきっちりしてることが多い
【きつい理由】
- 単純作業で眠くなる
- 同じことをしていると飽きる
- 立ちっぱなしで動かずに作業するのは意外と疲れる
- スキルが身につかない
というわけでライン作業が楽な理由ときつい理由を経験者の声から紹介していきました。
単純作業や頭を使う仕事をしたくない、というのであればライン作業はあなたに合っている仕事です。
しかし「楽な仕事」とはいえ同じことを延々と繰り返すのは、慣れないとあなたが想像している以上にキツいのも事実です。
今の自分を分析して、もしデメリットを上回るメリットを感じるのであればライン作業に挑戦してみましょう。
そして「やっぱりキツいかも・・・」と思ったら違う仕事に挑戦しましょう。
工場の仕事にもライン作業以外の仕事はありますし、世の中には工場以外の仕事もあります。
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