これから転職する人の中にはこれまでに何社も渡り歩いて来た方もいると思います。
人それぞれ事情はあるかと思いますが、担当者としてはどうしても
「飽きっぽいのか」
「すぐ辞めるのでは」
と思うことは否めません。
そこで意味のある転職だったことをアピールしましょう。
転職するたびにスキルアップして仕事のレベルが上がったことを強調して書けばアピール度も高くなります。
あなたがこれまで働いてきた経験から得たものを積極的に伝えていきましょう。
目次
正社員として働いた会社は全部記入
これまで経験して来た会社は余すことなく記入しましょう。
その際、どうしても書くことが多くなってしまい長くなってしまうのは仕方がないことです。
もし膨大な量になるというのであれば職務経歴書の枚数を増やすことは考えておきましょう。
ただし何枚にも書いてしまうと読む方が疲れてしまいます。
どうしても職務経歴書が何枚も増えてしまうという人は各会社ごとの重要な仕事をメインに書いて上手くまとめましょう。
もちろん全体を見やすく簡潔にまとめることも重要です。
これからの仕事に繋がる経歴をを伝える
一番ベストなのは
「この仕事を極めるために転職をして来た」
ということが伝わるようにしたいです。
しかし、なかなか一つの業界を極めるために渡り歩いて来た人というのもいないかもしれません。
私もそこまで一貫性のある経歴ではありませんが、現在は工場で働いています。
工場は割と未経験OKの求人も多く転職はしやすいですが、そこにつながるような経歴であれば転職活動は有利です。
そうでなくても自分が身につけたことがどのように活かせるか、ということをアピールしましょう。
職種の一貫性があればなお良し
これまでの経歴が工場で働いてきたというのであれば仕事に慣れている部分があるので有利でしょう。
もし前職も工場で働いていたというなら、どんな角度からでも良いので「一貫性」を伝えて今後もスムーズに仕事ができることを伝えましょう。
未経験で工場に応募する場合はこれまでのキャリアで
- どんな仕事をしてきて
- どんな実績を出して
- どんなスキルがあるのか
重要です。
たとえ工場・製造業の仕事が未経験でも、これまでの仕事で身につけたことはあなたを裏切りません。
ではこれまでの仕事とこれからの工場・製造業の仕事へどう繋げていくか?
例えば、仕事の進め方で効率化を重視していたというならその考え方は工場で働くときにも絶対に役に立ちます。
日々職場を綺麗に保っていたというのもいいですね。工場は5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)が非常に重要視されるので日常的に職場を綺麗にする意識は大切です。
これまでのキャリアをまとめる形にしてできるだけマイナスイメージを与えない工夫で書いていきましょう。
一番自分が活躍した会社のことを強調して書く
一番気合いを入れて書くのはここです。
自分が
- どんな仕事を
- どれだけやって
- どんな実績が
を詳細に具体的に書いていきましょう。
もし数字で表せるような結果を残していたのなら担当者にもわかりやすいので絶対に書いておきます。
「正社員として働いた会社は全部記入」で書いたことと少しダブりますが、転職回数が多いゆえに書くことが多くなることもあるでしょう。
そういう時はあえて他のキャリアを簡略化するというのも一つの書き方です。
例えば今まで3社経験してたとしましょう。
(例)新卒〜3社渡り歩いた場合
- 1社目:新卒で入って1年で辞めたからそれほど大した仕事もしていない
- 2社目:仕事にも慣れてそこそこ上手く働いていたが体を壊して退職
- 3社目:体も治ってこれまでの経験を活かしてバリバリ働いた
だとしたら簡略化すべきは1社目になります。
そして一番気合いを入れて書くのは3社目です。
1社目
新卒1年目で辞めた場合は、仕事上の実績よりも基本的な社会人としてのマナーやサポート的な仕事をしっかりやったことを書いておきましょう。(ただし簡潔にわかりやすく書きましょう)
後に続く2社分のために少しスペースを空ける意味もあります。
2社目
ここからは気合いを入れていきましょう。
仕事内容、実績を細かく書いていきます。
ただし、この場合なら体が治ったことはしっかり書いておきましょう。
その方が担当者も安心できます。
3社目
3社目は一番力を入れて書きましょう。
ここはあなたが応募する工場に最大限にアピールするところです。
2社目同様、仕事内容、実績を細かく書いて
「自分がどれだけの仕事をしたか、スキルが上がったか、今後御社でどれだけ役に立てるか」
をアピールしましょう。
スキルアップ、レベルアップの度合いを示す
ただ何となく転職する人もあまりいないと思います。
そこには何かしらの事情があるはずです。
しかしパワハラや給料が安いとかそういうマイナス事情はひとまず置いておいて、転職するたびに自分が成長してきたことをアピールしましょう。
- 業務内容
- 仕事の取り組み方
- 実績
- 能力
などを具体的に書いていきましょう。
1社目ではこれくらいしかできなかった
↓
3社目ではこれくらいできるようになった。
転職するたびにあなたのレベルが上がって入れば転職回数が多くても説得力があります。
最後に一貫性や転職の理由を
これまでの転職は「意味のある転職」であったことをアピールしましょう。
様々な事情で転職した事実はあれど、知識やスキルを得てこの仕事にたどり着いたということが重要です。
その上で自分は
- 何ができるか
- 何をしたいか
- 今後の展望
まで入れて書き込めばあなたの職務経歴書はかなりの説得力を持たせられるはずです。
転職回数が多いという事実は消しようがありません。
しかし見方を変えれば「転職回数が多い=様々な経験がある」ということでもあります。
もちろん一貫した専門的な経歴があるとなお良いのですが、色々な業界や仕事を経験することで見えてくる「それぞれの良い所」というものがあります。
新しい職場では新しい視点を期待しているところもあります。
たとえ一貫性が無かったとしても、あなたが持つ経験やスキルは転職先で新しい風を吹かせるかもしれません。それはあなたの強みでもあります。
転職回数が多くてもそれを強みに変えられるような職務経歴書を書き上げましょう!
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