埼玉県で工場に転職するなら（川越、越谷、所沢、川口、飯能、久喜、新座など）

こんにちは！
工場に転職して10年目、体を動かす仕事に就いたら運動不足が少し解消したサトシです。

埼玉県は輸送用機械器具製造業、食料品製造業、化学工業の出荷総額が好調で、特に洋菓子やチョコレートの生産額が全国トップクラスです。

しかも県内の経済規模はヨーロッパの小国と同程度という豊かな県でもあります。

有名な企業ではホンダ、ロッテ、赤城乳業、明治などが埼玉県に工場を構えています。

そして埼玉県の求人数、求人倍率は全国平均と比べても上回っているので工場へ転職するには良い状況です。

では埼玉県の工場への転職事情はどうなのか？データを見てみましょう。

埼玉県の雇用率、雇用事情
埼玉県の平均給料はどれくらい？
- 埼玉県の製造業の平均給料はどれくらい？
- 埼玉県で給料の高い製造業の業種はどれ？
埼玉県で工場・製造業の求人なら工場求人ナビ！

埼玉県の雇用率、雇用事情

埼玉県の有効求人倍率

	2018年平均
全国	1.61%
埼玉県	1.51%

厚生労働省埼玉労働局が発表した2018年度の有効求人倍率は上記グラフのようになり、平均で1.51％となっています。

上記グラフを見てわかる通り、埼玉県の有効求人倍率は全国平均と比べて下回っており、関東地方の中では4番目です。

しかしこの数値を下回る地方は結構あります。

むしろ「1人につき1.51社の求人がある」状況は応募者よりも求人数が多いので転職活動上の不利は無いと見て良いでしょう。

有効求人倍率って何だろう？

【求人数÷求職者数】で算出した数値。
仮に有効求人倍率が「2.0」なら「求職者1人に対して2つの仕事がある」という事です。
だからこの数値が高いほど転職には有利ということになります。

埼玉県の製造業の新規求人数

	2018年平均
全国	1543.7人
埼玉県	2843.4人

同様に埼玉労働局が発表した製造業新規求人状況によると2018年は上記グラフのようになります。

全国平均と比べても上回っているのがよく分かりますね。

この数値は関東地方の中では3番目なので埼玉県は求人数上の不利は無いと考えて良いでしょう。

製造業全体の数字なので営業や事務職なども入っていますが、それでもこの求人数は全国的に見ても多いです。

ではもう少し細かく見てみましょう。

埼玉県の「生産工程の職業」の有効求人倍率

	2018年平均
全国	1.83%
埼玉県	2.02%

こちらも埼玉労働局が発表した数値です。

上記グラフはパートも含んだ数字ではありますが、こちらも全国平均よりも上回っていることがわかります。

パートを含んだ数値とはいえ平均で2.02%という数値は関東地方の中でも上位です。

当然パートを除いたらこの数値より低くなりますが、全国的な傾向からすると急激に数値が下がることは無いでしょう。

これらのデータから埼玉県で工場への雇用率、雇用事情をまとめると、

「有効求人倍率」は全国平均を下回るが決して不利な数値ではない。
「製造業新規求人状況」は全国平均を上回り関東地方の中では3番目。
「生産工程の職業の有効求人倍率」もパートを含む数値とはいえ全国平均を上回り関東地方の中では上位。

このことから、埼玉県で工場に転職しようとするならば状況は良いと言えるでしょう。

埼玉県の平均給料はどれくらい？

厚生労働省が発表した埼玉県の平均給料は以下になります。

	平均給料
全国	304,300円
埼玉県	296,500円

出典：平成29年賃金構造基本調査

このように埼玉県の平均給料は全国平均よりも下回っており、意外にも埼玉県の平均給料は関東地方の中では5番目です。

ただし、あくまでも平均の数値なので必ずしもこれくらいの給料になるとは限りません。

年齢別、男女別などでも変わってきますのでこの比較は参考程度に考えるのが良いでしょう。

埼玉県の製造業の平均給料はどれくらい？

企業規模計	平均給料
10人以上	328,800円
1000人以上	372,000円
100〜999人	320,000円
10〜99人	299,100円

出典：年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額（e-stat）

上記は厚生労働省が発表した埼玉県の製造業の企業規模別の平均給料となります。

もちろん「製造業」の中には工場勤務だけでなく営業職や事務職も入っていますし、上記数字はあくまでも規模別です。こちらも年齢別、男女別で細かくみるとまた変わってきます。

埼玉県ではどの企業規模でも平均給料の【296,500円】を上回っていますが、給与面を重視して転職をするなら、

10人以上
1000人以上
100〜999人

の規模の企業への転職を目指すことになります。
ただし、給与が高いということはそれなりに求められる能力も高くなる傾向もあります。そこも考慮しておきましょう。

埼玉県で給料の高い製造業の業種はどれ？

埼玉県内で給料の高い業種・低い業種は以下のようになります。

高	飲料・たばこ・飼料製造業（※1）、繊維工業、木材・木製品製造業(家具を除く)、印刷・同関連業、化学工業（※1）、プラスチック製品製造業（※2）、ゴム製品製造業（※1）、窯業・土石製品製造業、鉄鋼業、非鉄金属製造業（※3）、はん用機械器具製造業、生産用機械器具製造業、業務用機械器具製造業、電気機械器具製造業、輸送用機械器具製造業（※4）
中	家具・装備品製造業（※2）、金属製品製造業（※5）、電子部品・デバイス・電子回路製造業（※5）
低	食料品製造業（※4）、パルプ・紙・紙加工品製造業（※4）、情報通信機械器具製造業（※5）

出典：年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額（e-stat）