石川県で工場に転職するなら（金沢、輪島、加賀、能見、小松、能見など）

こんにちは！
工場に転職して10年目、ミニ四駆に強いこだわりを持つ同僚が意外と多いサトシです。

北陸新幹線が開通してアクセスが良くなった石川県は観光のイメージが強いかもしれませんが、県内におけるサービス業と製造業の比率はほぼ同じです。

主に機械工業が盛んで、建設機械、液晶、電子計算機部品などが強く、食品は和菓子の製造、そして漆器や箔押しなどの伝統工芸が盛んです。

全国平均と比べると工場関連の求人数は若干下回るものの、求人倍率は上回るので工場に転職するなら石川県は有利な土地です。

では石川県の工場への転職事情はどうなのか？データを見てみましょう。

石川県の雇用率、雇用事情

石川県の2018年の有効求人倍率は以下のようになります。

厚生労働省石川労働局が発表した2018年度の求人倍率は平均で1.99％となっております。

上記グラフを見てわかる通り、石川県の有効求人倍率は全国平均と比べて上回っているので転職活動は有利に進められそうです。

【求人数÷求職者数】で算出した数値。
仮に有効求人倍率が「2.0」なら「求職者1人に対して2つの仕事がある」という事です。
だからこの数値が高いほど転職には有利ということになります。

同様に石川県労働局が発表した製造業新規求人状況によると2018年は上記グラフのようになります。

全国平均のパートを除く数字・除いた数字と比べても下回っているのがよく分かります。

しかし平均して1395.7人という数字は地方では決して悪い数字ではありません。（もっと低い数値の県もあります）

ではもう少し細かく見てみましょう。

石川労働局が発表した「雇用失業情勢」によると石川県の生産工程の職業の求人は2.49％と全国でもトップレベルですが、これはおそらくパートも含んだ数字だと思われます。

しかしパートを除いたとしても全国平均と同等か上回る勢いの数値であることも想像できるくらいの数値です。

まとめると、

「有効求人倍率」は全国平均を上回る。
「製造業新規求人状況」は全国平均を下回るが地方では高めの数値。
「生産工程の職業の有効求人倍率」はパートを含んだ数値と思われるが、全国平均をを上回る。
パートを除いたとしてもおそらく全国平均と同等か上回るかくらいの数値と思われる。

このことから、石川県で工場に転職しようとするならば状況は追い風であると言えるでしょう。

厚生労働省が発表した石川県の平均給料は以下になります。

あくまでも平均の数値なので必ずしもこれくらいの給料になるとは限りません。

人口数や生活にかかる金額は都市部と地方とでは変わってきますので、この比較は参考程度に考えるのが良いでしょう。

上記は厚生労働省が発表した石川県の製造業の企業規模別の平均給料となります。

もちろん「製造業」の括りの中には工場勤務だけでなく営業職や事務職も入っていますし、上記数字はあくまでも規模別です。その中で年齢別、男女別で細かくみるとまた変わってきます。

石川県の平均給料が【276,700円】であることを考えれば決して悪い数値ではないでしょう。

給与面を重視して転職をするなら、

の規模の企業への転職を目指すことになります。

ただし、給与が高いということはそれなりに求められる能力も高くなる傾向もあります。そこも考慮しておきましょう。

石川県内で給料の高い業種・低い業種は以下のようになります。

高	家具・装備品製造業（※1）、化学工業（※1）、鉄鋼業、非鉄金属製造業、はん用機械器具製造業（※2）、生産用機械器具製造業、業務用機械器具製造業（※1）、電子部品・デバイス・電子回路製造業（※1）、電気機械器具製造業（※2）、情報通信機械器具製造業（※1）、輸送用機械器具製造業
中	飲料・たばこ・飼料製造業、木材・木製品製造業(家具を除く)（※3）、印刷・同関連業（※3）、プラスチック製品製造業（※1）、窯業・土石製品製造業（※4）、金属製品製造業（※3）、
低	食料品製造業、繊維工業、パルプ・紙・紙加工品製造業、ゴム製品製造業