転職エージェントは担当者と二人三脚で転職活動を進めていきますが、まずは最初に担当者と面談します。
遠方などの場合は電話面談もできますが、実際に顔を合わせて話をする方が絶対にオススメですね。
しかし実際に担当者と面談するということに戸惑う方もいるでしょう。
ここでは実際に私が転職の相談でリクルートエージェントにて面談した体験談をご紹介します。
結論から言うと、初めて転職エージェントを利用するならリクルートエージェントはオススメですよ!
まずはリクルートエージェントに登録する
リクルートエージェントの公式サイトへ行って登録しましょう。
「転職支援サービスに申し込む」というボタンがあるのでクリックしてください。
登録するにあたって必要項目の入力がありますが、難しく考えることはありません。
なお、リクナビNEXTに登録しているのであれば登録されている情報をそのまま使って登録できるので新たに入力する必要はありません。
「リクナビNEXTにログインして簡単お申し込み」というボタンをクリックすればOKです。
登録後に面談予約のメールが配信されます。
メール内のURLから簡単に予約ができるのでまずは日程を確認してみましょう。
すぐの日程で無理な場合は焦って予約を入れる必要はありません。
自分の予定と合う日程が分かればサイト内から面談の予約が入れられます。
転職の相談だけでもリクルートエージェントに登録していいの?
結論から言うと、リクルートエージェントは相談からも受け付けています。
これは実際に私がメールで確認したので間違いありません。
転職を考えている人全てが前向きに転職のために動いているわけではありません。
「まだ迷っている」
「今すべきなのか」
という人の方が多いかもしれません。
私も最初は具体的な転職活動ではなく転職の相談でリクルートエージェントに登録して面談をしました。
だから皆さんも安心して転職相談をしにいってください。
リクルートエージェントで面談前に提出するもの
まずはリクルートエージェントのアプリをダウンロードしよう
リクルートエージェントに登録すると【パーソナルデスクトップ】というものが開設されます。
これはリクルートエージェントでのあなた専用ページです。
このページから求人の検索や応募ができます。
パソコンからも閲覧はできますが、アプリがあれば内容は同期されます。
スマホからいつでも確認や検索、応募ができるので非常に便利です。
事前アンケート
面談の予約を入れると担当者から日程の確認などでメールが来ます。
そのメール内に「事前アンケート」のURLがあるのでクリックして内容を記入しましょう。
現在の仕事についてなどの基本的な情報から、
- 面談でどんなことを聞きたいか
- 利用するにあたりどんなことを重視したいか
- 転職では何を重視するか
などなど、実際にリクルートエージェントで面談する際にあたってあなたのことを知るための大事なアンケートです。
難しく考えることはありません。
正直に素直に入力すれば担当者もあなたのことをより良く知ることができるので、サクサクと入力して提出しましょう。
なお、入力には期限があります。
面談予定日以降の期限になっていますが、キャリアシートや職務経歴書よりは簡単に作成できるので早めに提出しておきましょう。
キャリアシート
リクルートエージェントで面談をするときには履歴書の提出は必要ありません。
ただし、履歴書に準ずるキャリアシートの提出が必要です。
これまでのあなたの名前や住所から、これまでの経歴を入力します。
「*」マークがついている項目は必須入力項目なので漏れがないように注意しましょう。
【学歴】
- 最終学歴
- 学歴2(最終学歴の1つ前)
と、2つ入力するだけなので実際に履歴書を書く時より楽です。
【職務経歴概要】
これまでの経歴を書いていきましょう。
複数社経験している人は全部書いてください。
記入例を見ると箇条書き風になっているので、難しく書こうとしてないで、
- 役職や職種
- 業務内容
- 実績
などを簡潔に書いていけば良いです。
詳しい仕事の内容は職務経歴書に書くので「どんな仕事をしていたのか」が分かるように書きましょう。
職務経歴書
事前に作成した職務経歴書があればそれをパーソナルデスクトップからアップロードすればOKです。
どう作成すればいいか分からない人はリクルートエージェントの職務経歴書作成ツールである「レジュメnavi」を使うと楽に職務経歴書を作成できます。
パーソナルデスクトップから【レジュメ作成】をクリックすると下の方に【レジュメnaviで作成する】というボタンがあります。
レジュメnavi起動した後は案内や例を見ながら項目を埋めていけば簡単に職務経歴書が作成できます。
自分であれこれ形式を考えなくても良いので便利ですね。
特にWordに慣れていない人にはレジュメnaviを使うのがオススメです。
どうやって作成すればいいか分からない、という人も活用しましょう。
ただし、自分が
- 「いつ」
- 「どんな会社で」
- 「どんな仕事を」
- 「どんな成果を」
といったことはあなたしか分からないことなので事前に整理しておきましょう。
またはリクナビNEXTでも職務経歴書を作成できます。
リクルートエージェントのレジュメnaviでもリクナビNEXTでも、どちらでも使いやすい方を選べば良いです。
作成したらWord形式で出力して、パーソナルデスクトップからアップロードすれば提出完了です。
(アップロードの形式はWordだけでなくPDFやExcelにも対応しています)
なお、職務経歴書はある程度未完成でも大丈夫です。
面談の場でも職務経歴書に関してアドバイスを受けられるので、アドバイスを元により良い職務経歴書を作成できます。
しかし全くの未完成ということでは話になりませんので、書ける分は書いておきましょう。
キャリアシート用の写真
履歴書代わりのキャリアシートに付ける写真です。
当然スナップショットなどではなく、証明写真をアップロードしてください。
できれば写真館などで撮ってもらう方がいい写真になりますが、スピード写真でも大丈夫です。
写真をパーソナルデスクトップからアップロードするにはスキャンしてjpgファイルにデータ化する必要がありますが、スキャナーを持っていなければコンビニでもスキャンできます。
フラッシュメモリなどの記録メディアを持って行きましょう。
最近のスピード写真はスマホにデータ保存できるものもあるので面倒なのであればそういった機種を使うのもいいですね。
証明写真機 Ki-Re-i
(設置店の検索もできますよ)
リクルートエージェントで実際に面談する
面談前
パーソナルデスクトップから面談の予約を入れる時に第三希望日まで入力する欄があります。
入力後、担当者から面談日決定のメールが来ますので詳細を確認しましょう。
- 日程
- 時間
- 場所
が書いてありますので当日は間違えないようにしっかり確認しておいてください。
面談前日にも確認のメールが来ますので再度時間や場所の確認をしておきましょう。
面談当日はもちろん遅刻厳禁ですが、やむを得ない場合は連絡を入れましょう。
いくら実際の転職時の面接の場ではなくても、それが社会人としての当たり前のマナーです。
提出物は面談日までに全部提出しましょう。
やむを得ないのであれば当日に持っていくことになりますが、事前に提出していると担当者が内容を確認しているので面談がスムーズに運びます。
これは結構重要です。
当日は筆記用具も忘れずに持っていきましょう。
面談時の服装はどうすればいいのか?
面談日確定のメールにも「スーツでお越しいただく必要はございません」と書いてありました。
私も普段着で行きました。
とはいえあまりにもチャラい格好は適していません。
「人は外見ではない」かもしれませんが、相手も人の子。急にチャラい人が来たらたぶん引いてしまいます。
何より状況には適した格好というものがあります。
落ち着いた格好、といってイマイチ想像つかないのであれば
- ジーパン以外のズボン(チノパンや綿のパンツがいいと思います)
- ボタンのシャツ
くらいは意識してみましょう。
なんだったらユニクロでパッと揃えるのもいいと思います。
ちなみに私は、
- 綿のパンツ
- Tシャツ
- カーディガン
- スニーカー
という格好でした。色は黒を基調としていましたね。
これくらいの格好でも問題無いので参考にしてみてください。
もしどうしても適した格好が無いというのであればスーツを来ていくのが一番無難です。
(実際にスーツで来ている人もいましたし、禁止されているわけでは無いので)
面談開始
事前に提出したアンケートで「リクルートエージェントのサポートでどういったことを望むか」を答えているのでそれに即した内容で進みます。
だから人によって若干内容は変わるかもしれませんので自分でもいくつか質問を用意しておくと良いです。
私の場合は
1 リクルートエージェントの紹介
2 非公開求人の詳細
3 3ヶ月のサポート期間について
4 これまでの経験から「メインで活かせる経験」は何か
5 自分の得意なものや強み
6 なぜ今転職なのか?(そのきっかけ)
7 現在の転職市況感
といったことを面談で話しました。
メインは4と5と6ですね。
担当者が推薦状を書くためにも必要なので色々と聞かれます。
- 4 これまでの経験から「メインで活かせる経験」は何か
- 5 自分の得意なものや強み
この二つは自分でもよく分からなかったアピールポイントが形になっていく感じがしました。
一緒に考えてくれることで今後どういった方向性で転職活動を進めていけばいいかが見えてきます。
特に
- 6 なぜ今転職なのか?
は重要かもしれません。
どうなれば転職する意味があるのか、転職の目的を突き詰めて一緒に考えてくれます。
もし転職しても現職と大して変わらなければ転職する意味がありませんからね。
そこが曖昧だと書類や面接でも決定力に欠けるので「どうなりたいか」のイメージが大切です。
一人で転職について履歴書、職務経歴書、面接の対策等を考えていたらもっと時間がかかったと思うので面談して良かったと思います。
求人紹介
面談も後半になると実際に担当者からいくつか求人を紹介されます。
事前に提出したキャリアシート、職務経歴書、アンケートを元に担当者がピックアップした求人なので、あなたのキャリアや希望に近いものになります。
どういう求人なのか、ポイントはどこなのか、求人票の内容に即して詳しく説明してくれるのでよく聞いておきましょう。
現在の転職活動の市場動向も教えてくれます。
- 今は求人が多いのか少ないのか
- 企業は内定を出しやすいのか出さなくなっているのか
などなど、普通に活動していたら見えてこないことも教えてくれるのでこれから活動する上での参考になります。
紹介してもらった求人はその場で応募を決めてもいいし、一旦持ち帰って考えてみてもいいです。
リクルートエージェントの面談時に印象に残ったこと
色々と丁寧に面談していただいたのでそれだけもかなり好印象だったのですが、担当者との会話で私が特に印象に残ったのは以下の2点です。
だから求人は随時チェックしておくことが大事なので、もし「いいかも」と思ったら応募してみるのがいいですね。
その上で転職せずに現職に残る選択肢をする方もいらっしゃいます。
この時はまだ転職するか迷っていた時期なので「とりあえず話だけでも」という感じでしたが、良い求人はすぐ無くなってしまいます。
どのような求人が出ているか見るだけでも求人に対する目が肥えていくことになるのでチェックだけでもした方がいいと思いました。
また、転職しようかと思って面談をしたのに「転職活動した上で現職に残る」という選択肢も紹介してくれたんですね。
転職者が実際に転職を成功させたら会社の利益になるのに敢えて「現職に残る」選択肢を言ってくれるというのは転職者のことを第一に考えてくれているということです。
これは実にありがたいと思いました。
実際にリクルートエージェントで面談を受けた感想
私が初めて転職エージェントで面談を受けたのがリクルートエージェントでした。
面談前は書類に不備等は無いか、面談で質問する内容は大丈夫か、などなど、結構不安はありましたが面談を受けて良かったと思います。
一人で悶々と考えていたら答えが出ないことでも、
- 転職の目的
- 何を重視するべきか
- どこを活かすべきか
を担当者と一緒に考えることで方向性が見えてきました。
面談前は、もっとガツガツ来て
という雰囲気なのかと思ったのですが、
という発言で「そうか、そういう選択肢もあるよね」と心の中で何かがストンと落ちて気分が少し軽くなりました。
つまり、転職活動において最適な選択を取ることを応援してくれるエージェントだと思いました。
これだけでも今回の担当者を信じられる気になれますし、この人と頑張ってみようかなという気にもなれましたね。
もしこれから転職活動する上で、
- どう進めればいいかわからない
- まだ転職活動をしていないけど相談したい
- 書類が上手く作れない
- 方向性が見えてこない
などなど、不安なことがあってどうすればいいか分からないというのであれば、まずはリクルートエージェントで面談をして色々と相談してみましょう。
実際に面談を受けた私から言わせてもらえば、リクルートエージェントで面談を受けて損はありません。むしろ得るものがあります。
そこは保証します!