フリーターはこれまで正社員として働いていた人と比べるとどうしても不利な経歴であることは否めません。
採用担当者はどうしても「バイト気分ですぐ辞めたりしないだろうか」と考えてしまいます。
だからといって、フリーターだった人が全員工場へ転職できないわけではありません。
フリーターが職務経歴書でアピールしすべきは「どれくらい本気か」です。
アルバイトでも仕事上で工夫したことや褒められたこと、そして努力したことはあるのではないでしょうか?
そういったアピールできることは積極的に取り入れて、真剣に仕事に取り組んでいた姿勢をアピールしましょう。た転職エージェントに比べてダントツの求人数も魅力。
気合を入れて書き込むべきは「期間が長いアルバイト」
色々なアルバイトを経験しているならば長い期間アルバイトをしていたところでの経験をアピールしましょう。
長くやっていた分、そのアルバイトのことなら自信のあるのではないでしょうか?
自信のあるものについては強くアピールしていきましょう。
職務経歴書は時系列ごとに書いていくのが基本ですが、合間に短期のアルバイトが多い時は省略してもいいでしょう。
もし短期バイトばかりしていたら「飽きっぽい、すぐ辞める」という印象を与えかねません。
それでも書くことが少ない場合は、別項目で短期アルバイトの経験を書くのがいいでしょう。
例えば、
【その他短期アルバイトとして】
- 交通整備
(バイト内容) - 引っ越し
(バイト内容) - コンサートスタッフ
(バイト内容)
というように書いてみましょう。
このアルバイトの内容もあまり短縮してしまうと印象が薄くなってしまいますが簡潔に、
- どんな仕事か
- どのように進めたか
この2点を中心に書いていけば良いでしょう。
その中で力仕事の経験があれば「体力がある」というアピールにもなります。
工場の仕事は体力勝負の面もあるので、そういった面でも細かくアピールしていきましょう。
アルバイトでも業務内容は詳細に書こう
アルバイトでもどんな業務をしていたのかを詳細に書くと採用担当者もわかりやすくアピールに繋がります。
フリーターだからといって卑屈になることはありません。
単に、
●●で勤務していました。
だけでなく
- 自分がどんな仕事を
- どのように進めて
- どのような実績があるのか
を書くだけでもあなたが誠実な人間であることが伝わるでしょう。
逆に言えば、あまり情報量のない書類だと担当者の印象も良くないのです。
「この人は大した経歴じゃないなー」
と思わせてしまうよりも、
「フリーターだけど仕事は真面目にやってきたんだな」
と思わせる方が絶対に有利です。
また、「情報の整理ができる人間だ」というアピールにも繋がります。
仕事上の工夫は十分アピールになる!
アルバイトでも仕事を工夫した経験はこれからの仕事でも活かせるのでアピールしましょう。
「ただのバイトだし」という考えで手を抜いて働いた人よりも、常に考えて工夫をして働いていた人の方を人事は採用したいものです。
これまでのアルバイトの仕事の中で何かしら工夫を凝らしたことなどを振り返ってみましょう。
そしてどんな小さいことでもいいのでどんどん挙げていきましょう。
それが、
- 効率化
- 売上アップ
のことであればしっかりとしたアピールになります。
社員並みの仕事をしていたら絶対に書いておこう!
社員と同じくらいの仕事をこなせるということは「自分は即戦力である」ことをアピールできます。
たとえアルバイトでも社員と同じくらいの仕事をしていた、なんてことはよくある話です。
さすがに責任ある仕事を与えられるということはあまり無いですが、
「あれ、社員と同じことやってるよね?」
と思ったことはありませんか?
「たとえアルバイトでも社員並みのスキルを持ってこれくらい仕事ができました」というアピールになります。
アルバイトでも昇進した経験があればアピール度高し!
バイトリーダーやチーフになった経験は今後の仕事にも活かすことができます。
「バイトだから昇進なんて関係ない」と思う人もいるかもしれませんが、バイトリーダーやチーフになった経験を持つ人も中にはいるでしょう。
「バイトの中でも仕事のできる存在である=指導する立場である」
ということです。
アルバイトとはいえ「部下」を持った経験は部下を持った事のない人よりも勝ります。
応募した工場に入社したら、いずれあなたも後輩や部下を持つことになるでしょう。
入社した後にバイトリーダーやチーフになった経験が絶対に役に立ちます
「まだ受かっていないのに昇進とか気が早いよ」
と思うことはありません。
マネージメント力も重要なポイントですし、面接で「将来は○○をしたい」ということを話をした時にバイトでリーダーを経験した時の話と絡めれば説得力があります。
新人教育をしていた立場であればある程度のビジネスマナーをが身についているアピールにもなります。
それは新卒者には持っていないあなたの「スキル」だと思ってください。
すでに身についているならあなたにビジネスマナーの教育は不要なので、それだけでも会社の負担は減るし即戦力に近づいているわけです。
例えば、
平成●年△月 | バイトリーダーへ昇格 主に新人の教育、指導を任せられる。 ・機械の扱い方 ・接客マナー ・清掃の順序 など、OJTを通して指導しました。 また新人が業務に慣れてきた頃には一人で業務ができるかの 見極めも担当しました。 |
このように書いてみましょう。
客観的な良い評価の経験があればアピールしよう!
仕事上で人から褒められた経験も十分アピールになります。
アルバイトでも誰かに褒められた経験はあると思います。
それが上司やお客さんから褒められるということは、あなたの良いところが認められたということです。
それは十分アピールになります。
「私が○○したことでお客様に大変喜ばれました」
「△△を工夫したことでスムーズになり上司から評価していただきました」
などなど。
自分のいいところは積極的にアピールしていきましょう。
正社員になりたい理由を強くアピールする
フリーターから正社員になるためのポジティブな理由を強くアピールしましょう。
なぜ今までフリーターだったのかは絶対に突っ込まれるはずです。
だからこれから正社員として働くための前向きな理由を準備しましょう。
例えば、
○○でアルバイトとしてこれまで仕事をしていく中で、日々扱う△△に興味を持ちました。
そこで御社の製造している△△がもたらす社会への効果に対して感銘を受け、是非ともこれを扱う仕事をしたいと思いました。
アルバイトとして△△を扱っていた知識や経験を活かして今後は正社員として働き社会に貢献したいと思っています。
といったように。
これだと少し簡素ですが、ポジティブでやる気が見られる内容になっています。
フリーターが書くべき職務経歴書のまとめ
- 期間が長いアルバイト経験の内容は気合いを入れて書く
- たとえアルバイトでも業務内容は詳しく書く
- 仕事上で工夫したことは十分アピールになる
- 社員並みの仕事をしていたら即戦力をアピールできる
- バイトリーダーやチーフになった経験は入社後に絶対役に立つのでアピールする
- 上司やお客さんから褒められた経験もアピールにつながる
- 正社員になりたいポジティブな理由を強くアピールする
というわけでフリーターが書くべき職務経歴書の7つのポイントを挙げました。
長く不況の続く日本で正規雇用の壁は高いですが、フリーターだからと言って正社員になれないわけではありません。
正社員の求人が少なくても紹介予定派遣から正社員になる方法もあります。
どの方法でも正社員として採用されるには、自分がフリーターでも真面目に仕事に取り組んでいた姿勢を見せることがポイントになります。
じっくり探せばあなたの良いところはきっと出てきます。
自信を持って職務経歴書でアピールしましょう!
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