相変わらず不況から抜け出せない日本なので、会社が倒産したりリストラの憂き目に会って計らずも転職活動をしなければならない人もいるかと思います。
そんな身の上だからと言って卑屈になることはありません。
いわゆる「会社都合」の退職は不利になるのではと考える方もいるかもしれませんが、なりません!
何より会社というのはポジティブな人材を欲しています。
卑屈になって下を向いて転職活動をするよりは、これまでの実績と前向きさを強くアピールすることがポイントです。
退職理由は簡潔に説明すればOK!
前職の退職理由は正直に書かずとも、「会社都合により退職」で大丈夫です。
さすがに正直に
「会社が倒産したので」
「リストラにあったので」
とは書きづらいものです。
こういう時は、
「会社都合により退職」
といったように書いておけばOKです。
平成○年□月 | 生産管理部へ異動 主に生産工程全体を統括する。 また生産性を上げるためのプロジェクトに関わり コスト削減を根本から見直す業務も並行して充実。 前年比 初年度:5% 2年目:15% のコスト削減を実現。 |
平成●年△月 | 会社都合により退職 |
この「会社都合により退職」は履歴書の経歴欄の最後にも使えますのでそのように書いておきましょう。
個人の業績はアピールになるので絶対書くべき!
会社は「できる人材」が欲しいので前職での実績や認められたことは絶対書きましょう。
不幸にも会社が倒産したりリストラにあったとしてもあなた自身の全てを否定されたわけではありません。
あなたがこれまでしてきたこと、身につけたことはあなただけの財産であり強みです。
たとえリストラだったとしてもこれまであなたが仕事で出してきた結果は自分だけのものです。
そこは倒産やリストラとは関係ありません。
これまでやってきた仕事の棚卸しをして細かいところまで挙げていってみましょう。
そしてプラスになるものは積極的にアピールして具体的・簡潔に書いていきましょう。
【実績】
- 生産性向上
効率化を一から見直すことで、生産性:前年比20%アップを実現 - 作業工程のマニュアル化
パソコンが得意なのでマニュアルを作成
それまで人によりやり方の違う作業工程を一元化。
これにより見落としなどのミスが減少、不良品発生率13%減を実現。
もちろん数字だけが全てではありませんし、数字として表れずらい仕事をしてた人もいるでしょう。
たとえ輝かしい成績や数字などが無くても工夫して業務が上手く進められるようになったことは「実績」と考えましょう。
何だっていいんですよ。
褒められた経験、喜ばれた経験などがあれば思い出してみましょう。
実績は具体的に書いて「誰が見ても」分かりやすくする
前職での実績があれば「具体的に」盛り込みましょう。
ただし異業種の人には専門用語は分かりづらいこともあるので、できるだけ分かりやすく書きます。
その際に補足説明や数字を入れると効果的です。
例えば、
- 営業新規開拓
初年度:0件
2年目:7件
3年目:14件→その年の営業成績トップ賞を受賞 - 生産工程の見直し
一から工程を見直して無駄を排除
生産性前年比20%アップ達成
このように具体的な数字が書かれていればどれだけの実績を出したのか一目で分かります。
会社が倒産したりリストラに合うくらいだからご自身の業績も振るわなかったこともあるかもしれません。
もし実績として書くことがなければスキルアップの経過を書くのも一つの手です。
例えば、
- 入社初年度は契約件数2件
2年目:5件
3年目:8件
最終的に年間に安定して10件以上取れるようになりました。 - 入社時の担当
書類整理、電話対応、生産工程組みのサポート
最終年度:生産工程の総合的な管理、アルバイトの管理等 - 入社初年度に時間のかかっていた書類関連の整理をマニュアル化
これまで決まった収納場所がなく管理が曖昧だったが、マニュアル化することで整理整頓ができて仕事の効率も上がる。
→新しく○○という仕事にも任されるようになる。
といったように。
「退職するまでの間にこれだけ成長しました」というところをアピールしましょう。
ここをさらに具体的に、
- どんな仕事を
- どのように進めて
- どんな実績を上げたか
までを詳しく簡潔に書けたらかなりアピールが高いですね。
応募する工場とあまり関係ないことを書いてしまうと意味はないかもしれませんが、スキルアップするために自分から動いたこと・意識を高く持って仕事をしたことはアピールできます。
もし書くことが少ない時は前面にアピールするのではなく「参考事項」として軽く書いておきましょう。
リストラが理由でも前向きさをアピールする!
前職の不満は絶対に書かず、これからの自分をアピールしましょう。
リストラされたのであれば前職への恨み辛みがあるかもしれません。
しかし前職の不満は絶対に書くとマイナスポイントになるので要注意です。
リストラされて転職活動せざるを得ない現状は絶対に変わりません。
企業側もどうしてあなたが転職活動をしているのかを知りたい気持ちはあります。
それよりも重要なのは、求人を出すからには良い人材を採用したいということです。
あなたがその企業で、
- これからどうしたいか
- 経験を活かしてこうした
いということを書いていきましょう。
会社の倒産やリストラに合うというのは今の世の中では残念ながらままあることです。
とはいえこれであなた自身が終わったわけではありません。
これまでの嫌なことは忘れて心機一転頑張りましょう。
内定を取るためにもこれまであなたがしてきたことの棚卸しをして、職務経歴書を作成して、
「リストラした会社を見返してやる」
「会社が倒産したって俺はできる」
ということを証明してやりましょう!
工場・製造業の求人なら工場求人ナビ!
工場の仕事を探すならまずチェックすべきは工場専門求人サイトです。
通常の求人サイトと違って工場の求人のみが載っているので、働きたい工場をより詳しく検索できます。
また、良い求人は「早い者勝ち」でもあります。
掲載期限があるのでいつまでも求人サイトに載り続けるわけではありません。
良い求人を見つけたら素早く行動して内定をゲットしましょう!
工場求人ナビ |
創業1971年の日総工産が運営する工場、製造業専門の転職サイトです。 大手の求人を多数扱っていることが魅力的で、これから工場で働こうと思う人のために用語集などもあるので初心者にも親切な転職サイトと言えるでしょう。 登録すればコーディネーターと相談しながら自分に最適な求人を探せるのが強みです。
といった人にはまさしく最適な求人サイトです。 特に「自分に合う工場の求人が分からない」という人こそ、失敗しないためにも工場求人ナビに登録しておくことをオススメします。 |
もっと有利に工場・製造業へ転職するならこの転職エージェント!
1人で転職活動をするよりもエージェントと二人三脚で進めれば
- 書類対策
- 面接対策
- 日程調整
- 給与交渉
などなどを引き受けてくれるのであなたはより転職活動に集中できます。
特に登録しなければ見ることすらできない「非公開求人」でお宝求人にも巡り会えるでしょう。